仙川駅近くの甲州街道沿いに店を構え、米粉を使ったおやつなどを販売してきた「Picky Nicky(ピッキー ニッキー)」(調布市仙川町3)が8月22日、開店1周年を迎えた。
店長の横岡武さんは、飲食店に勤務していたころから菓子作りに没頭。モチモチの食感を生み出す米粉に魅了され、2018(平成21)年に同店を開業した。米粉のほかにも、白砂糖の代わりにきび砂糖、バターの代わりに米油、牛乳の代わりに有機豆乳を使うなど、さまざまなアレルギーに配慮したスイーツを取りそろえている。
店舗面積は約8坪で、4人掛けのカウンター席を用意。甲州街道沿いの窓からの自然光が差し込む店内はナチュラルな木のインテリアに統一している。
商品は、おやつマフィン「くるみとコーヒー」(250円)、食事系マフィン「チェダーチーズとほうれん草」(230円)、ワッフル「シナモン」(240円)などのほか、常連客のリクエストに応えて卵を使わないビーガンメニューを開発。米粉の食感とバナナの甘みを楽しめる一番人気の「たっぷりバナナ」(200円)マフィンや「プレーン」(120円)の焼きドーナツなどを展開する。ドリンクメニューは、ひきたての豆をハンドドリップした「このたびのコーヒー」やアイスコーヒー、デカフェ(以上350円)などを用意する。
横岡さんは「親子連れを中心に、さまざまなお客さまにご来店いただくことができた。これからもお客さまの声を生かしながら、毎日食べたくなる素朴なお菓子を提供していきたい」と話す。
営業時間は12時~18時30分。日曜・月曜定休。8月22日・23日は1周年記念として、合計金額から10%オフセールを開催する。