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国立天文台などで特別公開「三鷹・星と宇宙の日」 「すばる望遠鏡の20年」テーマに講演も

アンテナを操作して太陽からの電波信号をキャッチする野外体験コーナー ©国立天文台

アンテナを操作して太陽からの電波信号をキャッチする野外体験コーナー ©国立天文台

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 「国立天文台」「アストロバイオロジーセンター」「東京大学大学院 理学系研究科附属 天文学教育研究センター」「総合研究大学院大学 物理科学研究科 天文科学専攻」(三鷹市大沢2)が10月25日・26日、国立天文台三鷹キャンパスで「三鷹・星と宇宙の日2019」を開催する。

さまざまな天体や宇宙の姿を映す「ゆにたま」を楽しむ大勢の見学者 ©国立天文台

 ふだんは一般公開していない観測所や実験施設を公開し、最新の研究成果を紹介したり、研究者による講演会を開いたりする同イベント。25日の「プレ公開」は限定規模で14時から、26日の「本公開」はキャンパス全域で10時から開催する。

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 今年の講演テーマは「すばる望遠鏡の20年」。25日のミニ講演は、東京大学助教の小西真広さんが「すばる望遠鏡20年の歩みと東大アタカマ天文台TAO」(東京大学天文学教育研究センター1階講義室、16時開場、16時15分~17時)を、国立天文台准教授の田中賢幸さんが「すばるHSCサイエンスハイライト」(すばる棟大セミナー室、17時開場、17時30分~18時10分)を話す。

 26日の講演は、東京大学准教授の本原顕太郎さんによる「大学とすばる望遠鏡の20年」を大学の視点から語る(東京大学天文学教育研究センター1階講義室、11時15分開場、11時30分~12時20分)の後、すばる望遠鏡の研究成果と今後について、国立天文台・総合研究大学院大学教授の吉田道利さんが「すばる望遠鏡の20年―すばるが明らかにした宇宙の姿」と題し、同教授の深川美里さんが「すばるとアルマで探る惑星系形成研究の最前線」と題して講演会を行う(すばる棟大セミナー室、12時45分開場、13時10分~15時30分)。講演の様子は、ユーチューブとニコニコ生放送でもライブ配信する。

 26日は本格的な天文情報だけでなく、幼い子どもでも親しみやすいクイズや体験コーナーを各所で展開する。太陽や星の観察、巨大バルーンに宇宙を映す「ゆにたま」などの野外企画も行う。隣接する「三鷹市星と森と絵本の家」で「三鷹市星と森と絵本の家 秋まつり」(11時~16時)を開催する。

 国立天文台の広報担当者は「1999(平成11)年のファーストライトから今年で20年を迎えたすばる望遠鏡や、天文学について学ぶ機会になれば。三鷹キャンパスの豊かな自然の中で楽しいひとときを過ごしてほしい」と来場を呼び掛ける。

 会場ごとに終了時刻は異なる(最終入場は18時まで)。会場ごとの開催時間・整理券配布などの情報は特設サイトで発信する。雨天中止の企画あり。入場無料。当日は駐車場が無いためバスなどの公共交通機関での来場を呼び掛ける。自転車とバイクの駐輪場有り。障がい者など車での来場希望者は国立天文台(代表TEL 0422-34-3600)まで要問い合わせ。

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