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箱根駅伝迫る 調布で最終調整の拓殖大、3年連続シード権獲得目指す

早朝、武蔵野の森公園で最終調整する拓殖大陸上部の選手ら(2019年12月24日)

早朝、武蔵野の森公園で最終調整する拓殖大陸上部の選手ら(2019年12月24日)

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 西調布にクラブハウスを構え、武蔵野の森公園などで練習している拓殖大学陸上競技部が1月2日・3日、「第96回箱根駅伝」に出場する。

左から主将・赤崎暁選手(4年)と山下拓郎監督、西調布のクラブハウスにて

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 箱根駅伝は、今や日本中が注目する正月の風物詩。箱根を目指す大学は年々増え続け、本戦出場への競争が激化する中、前回、拓殖大は往路8位、総合9位で2年連続シード権を獲得した。

 12月10日、各出場大学がチームエントリーを発表。拓殖大は、主将の赤﨑暁選手、中井槙吾選手(以上4年)、箱根経験のある石川佳樹選手、松岡涼真選手(以上3年)に加え、竹蓋(たけぶた)草太選手(2年)や、ケニア人留学生・ラジニ・レメティキ選手など1年生6人がエントリーされた。

 監督交代した今季のスローガンは「挑戦者」。新体制で挑んだ10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝について、山下拓郎監督は「場数を踏んでいない選手にチャンスを与え、下級生を試したかった」と話す。6人中4人が大学駅伝デビュー戦となった出雲は、予想通りのレース展開だったと言うが、全日本は16位という結果に沈んだ。

 監督は「全日本の結果は良くなかったが、2つのレースを通して課題が見つかった。3大駅伝が決まっていた安心感からか、一人一人に強い気持ちが足りなかった。チームが同じ方向を向くきっかけになり、悔しい思いから前向きになった選手がいたことも大きかった」と振り返る。

 その後11月の上尾シティハーフマラソンでは、ラジニ・レメティキ選手が大学男子の部で優勝、赤崎選手は自己ベストを更新する2位と結果を残した。「4年になって自覚が芽生えた赤﨑は、夏以降、力強さが光る。ラジニは、ハーフマラソンで2戦2勝と本領を発揮。箱根は、ダブルエースの2人を中心にレースを組み立てるが、他のメンバーも調子が上がっている」と手応えを感じている。

 監督は「今年は昨シーズンの主力が抜けた分、チーム力を上げるために練習してきた。選手起用には、常に迷いやプレッシャーがついてくるが、監督交代を理由にせず、3年連続シード権獲得を目指してチャレンジしたい」と話す。

 最後の箱根挑戦となる赤崎選手は「1年の時から箱根はずっと走ってきたが、個人的には良い結果を残せていない。目標は、チームの入賞、個人としては区間賞を狙いたい。来年の箱根と出雲の出場権を後輩たちに残せるように、シード権を取って笑顔で終わりたい。いい走りをして、お世話になった監督に恩返しできれば」と話す。

 レースは1月2日8時、大手町をスタート。選手らは、東京~箱根の往復10区間、217.1キロをたすきでつなぐ。

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