京王フローラルガーデン「アンジェ」(調布市多摩川4、TEL 042-480-2833)でマグノリアが満開になり、来園者の目を楽しませている。
同園は、趣の違う15のガーデンにより四季折々の花が楽しめる欧風庭園として親しまれている。特にこの季節は、都内最大といわれる「マグノリアガーデン」で30種200本のマグノリアが次々に開花しひときわ注目を集める。
マグノリアとはモクレンやコブシなどモクレン科の総称で、白・ピンク・紫・黄など色も形もさまざまな花を咲かせる。例年は3月中旬から5月上旬にかけて順次咲くのだが、今年は暖冬により開花時期が早まり、すでに4月に咲くはずの種類も咲いている。
担当者によると「ただいま見頃を迎えているのは、ピンク色がかわいいサラサモクレン。花片の内側が白色で外側が赤紫色のアレキサンドリア。華やかな薄紅色のフクジュ。バレーダンサーの衣装のような形をしたバレリーナ。別れ際に振る白いハンカチのように見えるという説もあるサヨナラ」など。なお、同園では「新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために入り口にアルコール消毒液を置き、園内で作業する係員は全員マスクを着用している」という。
現在「第41回アンジェ写真コンクール(春編)」の作品を募集している。5月31日までに同園で撮影した写真が対象で、来園者の投票により「最優秀賞」「優秀賞」「支配人賞」「アンジェ賞」を決定する。