マスクバンクプロジェクトを行っている調布市商工会青年部が6月9日、市内の幼稚園や保育園・学童クラブなどの保育施設に2万枚のマスクを受け渡した。
新型コロナウイルス感染症の影響により、医療・保育・介護施設などでマスクが不足している状況を受け、同市商工会青年部が余剰となったマスクを市民から寄付してもらい、必要とする業態に配布する「マスクバンクプロジェクト」を行い、現在までに4万枚のマスクを集めた。
同受け渡し式では、市内の幼稚園や保育園・学童クラブなどの保育施設135カ所に寄付する子ども用マスク2万枚が代表の八雲台保育園の小林弘一園長に渡された。同商工会青年部の高橋陽介部長は「今回は子どもたちへ届けたが、今後も医療関係や福祉施設、障がいのある方など、困っている方、頑張っている方、全ての方に行き渡るよう、このプロジェクトを進めていきたい」と話す。
現在も市民活動支援センターと小島町コーナー、菊野台コーナー、富士見コーナー、緑ヶ丘コーナー、染地コーナー、西部コーナーのブランチ窓口で専用BOXを用意し、寄付を受け付けている。