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シネコン「シアタス調布」、コロナ対策講じ営業再開 声高にPRできない苦悩も

シネコン「シアタス調布」羽藤支配人と入口に設置されたサーモグラフィー

シネコン「シアタス調布」羽藤支配人と入口に設置されたサーモグラフィー

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 政府の緊急事態宣言の解除を受け、全国の映画館が営業再開する中、調布市のシネマコンプレックス「イオンシネマ シアタス調布」がコロナ感染拡大防止のための約2か月間の休館を経て、6月1日に再開した。

「シアタス調布」館内の空調換気について

 同館では館内入り口に自動で検温する「サーモグラフィー」を設置。券売機は通常は1台おきに稼働、混雑時は密を避けるため全台稼働させた場合も想定し、飛散防止シートで間を区切る。ロビーの休憩席も間隔を開けて座ってもらうほか、売店には飛散防止シートを設置。映画観賞用の席は1席置きで販売するほか、館内の空調喚起についてもロビーのデジタルサイネージなどで説明をしている。

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 感染拡大防止のため、できる限りの対策は行った上で営業再開した同館だが「観客動員数は昨年同期比で25%程度。上映作品のPRを大きく行いたいが、どうしてもイベント的になってしまい、現在の状況を考えるとちゅうちょせざるを得ない」と同館支配人の羽藤さん。「公開延期になっていた『ドクター・ドリトル』が6月19日から公開されるのをはじめ、7月にも延期作品が続々公開される。これらの作品をどう盛り上げていくか期待を膨らます一方で、大勢のみなさまに来館してほしいと声高に言いにくい状況」とも。同館では8月7日から「映画ドラえもん のび太の新恐竜」の公開が決定しており、どこまでファミリー層の観客が戻るか、来場者に対し安全に鑑賞してもらえる環境をどこまで作り上げることができるか、同作が検証の第一歩となる。

 最新の音響設備やプレミアムシート、4DXなども人気で、休館前はイオンシネマグループで月間観客動員数1位を獲得するなど活気に沸いていた同館は、「映画のまち調布」をキャッチコピーとする同市にとってシンボル的な存在。映画チケットを使った「半券サービス」でも全国初の試みなどを行い、市内の飲食店や商店にとっても大切な誘客施設でもある。

 現在、上映開始時間を20時までとし、時間を短縮して営業を続けている。

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