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調布の焼肉店とパスタ店がコラボ企画 看板食材でクロスメニュー提供

「焼肉ほれぼれ」の「メッケローニ入りカルビスープ」と「仙川パスタ」の「黒毛和牛カルビとマッケローニのペペロンチーノ」

「焼肉ほれぼれ」の「メッケローニ入りカルビスープ」と「仙川パスタ」の「黒毛和牛カルビとマッケローニのペペロンチーノ」

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 調布市つつじヶ丘駅近くの「焼肉ほれぼれ」(調布市西つつじヶ丘3、TEL 042-442-2989)と仙川駅近くの「東京SPAGHETTI製麺所 仙川パスタ SENGAWA PASTA」(仙川町1、TEL 03-5315-8820)が現在、互いの看板食材を使用した特別メニューを提供するコラボレーション企画を実施している。

「焼肉ほれぼれ」の店主多賀慶一朗さん(左)と「仙川パスタ」のシェフ佐々木拓也さん(右)

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 牛肉のおいしさをしっかりと味わうことができる赤身肉にこだわる焼き肉店として、今年4月に10周年を迎えた「焼肉ほれぼれ」。7月からは肉の仕入れ先を見直し、赤身肉は鹿児島産黒毛和牛3歳未満の雌牛の中でもサシが多すぎない4等級のみを使う。カルビは最上級の部位であるカイノミだけに限定したメニューに改良した。

 今年19周年を迎えた「東京SPAGHETTI製麺所 仙川パスタ SENGAWA PASTA」は、4年前に店内に製麺室を設置して全てのパスタを自家製に切り替えて現在の店名に改め、粗さの異なる小麦粉を2種類使用し食感の奥行きを持たせた数種類のパスタを毎日手作りする。野菜は長年の提携農家から直送してもらい、数多くのトッピングを用意。生パスタやソースなどの販売コーナーの拡充も計画している。

 両店でアルバイトするスタッフがきっかけで、プライベートで両店を行き来するようになったという「焼肉ほれぼれ」の店主・多賀慶一朗さんと「仙川パスタ」のシェフ・佐々木拓也さん。コロナ禍で飲食店が苦境に立たされていた夏ごろから、何か一緒に面白いことをしようとコラボレーションの検討を開始した。営業の合間を縫って、両店の主力食材を使用した共通メニューの試作を繰り返したが、両店の特徴を生かしたメニューは難しいことから、自店の特徴とお互いの主力食材が生きるクロスメニューを用意し、地域と業態を超えたコラボレーションが実現した。

 「焼肉ほれぼれ」では、日頃から提供しているカルビスープに「仙川パスタ」の生マカロニを加え、
「もちもち感」を楽しめる「マッケローニ入りカルビスープ」(1,000円)を用意。「仙川パスタ」では、黒毛和牛の味を生かすシンプルなオイルベースの「黒毛和牛カルビとマッケローニのペペロンチーノ」(750円)をディナータイムのおつまみ皿として用意。コラボレーション期間中に来店すると、もう一店で利用できるサービス券が提供される。

 多賀さんは「それぞれの店をご存じないお客さまにぜひ試していただき、新しい発見をしていただけたら」と話し、佐々木さんは「『ほれぼれ』のお肉を召し上がったことのない方はもちろん、来店いただいたことがある方でもマッケローニを食べたことのない方々も多いと思うので、この機会にぜひ」と話す。

 コラボレーション企画は10月31日まで。「焼肉ほれぼれ」の営業時間は、12時~14時、17時~22時。月曜定休。「東京SPAGHETTI製麺所 仙川パスタ SENGAWA PASTA」の営業時間は、月曜~金曜=11時~16時、17時~21時、土曜・日曜=11時~21時。

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