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調布市民文化祭が65周年 「今こそたやすな」テーマにユーチューブ配信も

調布市民文化祭の様子

調布市民文化祭の様子

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 「65周年記念調布市民文化祭」が現在、調布市文化会館たづくり・グリーンホール(調布市小島町2)や同市内の公民館で開催されている。

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 調布市、同市教育委員会、公益財団法人同市文化・コミュニティ振興財団、同市文化協会が主催し、市民の生活文化の展示や発表を行う市民文化祭。新型コロナウイルス感染拡大により、近隣市区でイベントなどの中止が相次ぐ中、同文化祭実行委員会は、社会がこのような困難な時だからこそ文化の力で元気づけたいと、「今こそたやすな、文化のあかり」をテーマに開催の方針を定めた。

 「調布市公共施設の開館・利用における感染拡大防止ガイドライン」に沿って、3密の回避、手洗い・消毒・検温を徹底し、独自の感染拡大防止策の取組指針や万一中止となった際のフローチャートを作成するほか、各催事に適した個別の防止策も立案。民謡舞踊や邦楽、生け花、工芸といった市民の生活文化を発表する多くの参加者が高齢者であることを考慮して、発表の様子や展示作品のユーチューブを利用した動画配信にも挑戦し、会場に足を運ばなくても楽しめる環境づくりを行う。

 実行委員長の加藤弘子さんは「『なぜこんな時期に?』『やめた方がいいのでは?』などさまざまな意見をいただくこともあり、つらく、思い悩むこともあったが、おかげで仲間たちと多くの議論と試行錯誤を重ねることができた。多摩地域最大規模で、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の会場となる同市が、この文化祭をきっかけに来年に向けて元気を取り戻し、多摩地域だけでなく、東京都、日本を明るく成長させることができれば」とコメントする。

 入場無料。11月15日まで。11月2日・9日グリーンホール休館。動画配信は、収録後、随時公開。スケジュール等の詳細は、ホームページで確認できる。

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