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調布・仙川の格闘スポーツジムが移転・刷新 五輪メダリストが運営、創業10年で

格闘スポーツジム「レッスルウィン」代表の永田克彦さん 大幅に拡充したメインマットスペースで

格闘スポーツジム「レッスルウィン」代表の永田克彦さん 大幅に拡充したメインマットスペースで

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 シドニーオリンピックのメダリスト永田克彦さんが代表を務める格闘スポーツジム「レッスルウィン」(調布市仙川町3、TEL 03-5314-9414)が10月31日、調布市仙川駅近くで至近移転し、施設を大幅に拡充してリニューアルオープンした。

格闘スポーツジム「レッスルウィン」の外観

 2000(平成12)年のシドニー五輪レスリング銀メダルを獲得し、その後プロの格闘家として数々の総合格闘技の舞台にも出場していた永田さんが、強くたくましい子どもたちを育成したいと2010(平成22)年4月にオープンし、今年10周年を迎えた同店。現在では一般会員約100人、子ども会員約80人を有し、延べ30人の全国大会優勝者を輩出する「日本一」のレスリングクラブに成長。五輪を目指す子どもたちも多く通っている。

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 開業当時、スポーツジムの経営は初めてだったこともあり、約40平方メートルのレスリングマットを設置したジムとしてスタートしたが、会員の増加で開業3年目には手狭となり、五輪を目指す子どもたちが伸び伸びと練習できる広い店舗への移転を検討してきた。コロナ禍では緊急事態宣言以前からオンラインレッスンに切り替え、再開後もできるだけコンタクトのある練習を制限したレッスンを行う中、ようやく条件に見合う物件が至近に見つかり、施設を大幅に拡充し移転リニューアルが実現した。

 旧店から100メートルほどの立地に移転した新店には、旧店の約3倍となる約115平方メートルのメインスペースに加え、約15平方メートルのサブスペースを設け、オーダーメードのレスリングマットを敷き詰めて、別途トレーニングスペースを設置。柱や壁にはクッション性の高い防護マットを貼って安全性を高め、綱登り用のロープ、懸垂用鉄棒、キックボクシング用のサンドバックなどを設置して、よりレベルアップする環境を用意。工事にかかった多額な費用の一部は、クラウドファンディングで寄付を募った。

 レッスンは、幼稚園生から小学生を対象としたキッズレスリングのほか、中学生以上向けのレスリング・キックボクシング・総合格闘技やフィットネスエクササイズなど、子どもから大人、初心者や女性まで通えるプログラムを用意。レスリングの発展や地域活性化への寄与の観点からも、これまでできなかった他のクラブチームとの合同練習や大会、イベントなども積極的に行う予定。

 永田さんは「レスリングはきついスポーツだが、あらゆる身体能力の向上につながり、精神的にも強くたくましくなる。日本一のレスリングクラブとして、より認知度を上げ、多くの子どもたちの可能性を伸ばしていけたら」と話す。

 受付時間は10時~21時。