食料品や日用雑貨などの店舗が立ち並ぶ市場「調布卸売センター」(調布市深大寺元町1、TEL 042-441-1341)は、12月26日~31日に行われる「年末セール」を前に準備に追われている。
かつては「武蔵野市場」と呼ばれた同センターは約5,800平方メートルの敷地内に36店舗が立ち並び、朝6時から鮮魚・精肉・乾物・菓子などの食料品や雑貨を販売している。この時期は年越しや正月用の買い物をする客が増えることから、毎年「年末セール」を行っている。
各店舗では、だて巻き・かまぼこ・栗きんとんなどのおせち料理や、サケ・カズノコ・タラバガニなどの商品をそろえて買い出し客に対応する。市内の農家が収穫した野菜を直売するコーナー「調布のやさい畑」は、地元の野菜が食べられるとして立ち寄る客が多いという。
同センター関係者は「収穫したばかりのおいしい野菜を食べてもらいたいと思い、地元生産者たちが始めた。時期外れのものが扱えない分、旬の野菜をそろえているので多くの人に味わってもらえれば」と話す。
営業時間は6時~12時。日曜・祝日定休(27日は営業)。年始は1月5日から営業。