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調布・電通大が工学系目指す女子中高生向け企画「匠ガール」 今年はオンラインで

電気通信大学の女子中高生の工学系進路選択支援プログラム「匠ガール」

電気通信大学の女子中高生の工学系進路選択支援プログラム「匠ガール」

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 国立大学法人電気通信大学(調布市調布ヶ丘1)の女子中高生の工学系進路選択支援プログラム「匠(たくみ)ガール」が12月28日、オンラインによる体験イベント「この冬は匠ガールでものづくり」を開催する。現在、参加者を募集している。

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 同イベントは工学系分野に興味や関心のある女子中高生・保護者・中高教員を対象に、将来の進路選択の参考にしてもらおうと2017(平成29)年から始めた企画。大学で工学系を学び卒業後に活躍している「先輩匠ガール」へのインタビューや、理工系の作業体験などを展開してきた。今年は新型コロナウイルス感染症防止のために、初めてオンラインで開催する。

 第1部の「ロールモデル講演会・懇談会」では、NTTの研究所で働く先輩匠ガール2人から研究者を目指したきっかけや研究開発の現場の話を聞く(10時30分~12時、定員200人、無料)。井上鈴代さんは先端集積デバイス研究所の主任研究員で、専門は簡便にどこでも測れる生体センシング技術。渡邊直美さんはコミュニケーション科学基礎研究所の研究主任を務め、専門はこどもの心の成長をさぐる発達心理学。

 第2部は「3Dプリンタでオリジナルオブジェを作ろう!」と題し、オンラインでものづくりワークショップを行う(13時~16時、定員50人、資料代1,000円)。3Dプリンタの仕組みと設計ツールの使い方を学び、実際にオリジナルオブジェの設計図を作り同大学に送信する。後日、3Dプリンタで出力された品が自宅に届く。

 担当者は「これまで対面企画で参加できなかった遠方の人たちも、今年はウェブ開催だから気軽に参加してほしい」と呼び掛けている。「第1部では先輩が質問に答えてくれるから、聞いてみたいことを申し込み時に記入して」とも。申し込み方法は専用サイトから。締め切りは12月23日。

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