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箱根駅伝迫る 調布・拓殖大がシード奪還へ向けラストスパート

早朝、武蔵野の森公園で練習する拓殖大の選手

早朝、武蔵野の森公園で練習する拓殖大の選手

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 調布・武蔵野の森公園などを拠点に練習している拓殖大学陸上競技部が1月2日・3日、「第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」に出場する。

「花の2区」エントリーが有力視される拓殖大のエース、ジョセフ・ラジニ選手(2年)

 前回大会、拓殖大は総合13位でシード権を逃し、今年は予選からの挑戦となった。10月17日に開催された予選会は大接戦の展開となり、拓殖大は9位通過。山下拓郎監督は「3月以降、選手はレース感覚から遠ざかっていた。吉と出るか凶と出るか、重要な箱根予選が1発目の大レースとなった。高速になると予想はしていたが、想像以上で苦戦した。収穫は、新戦力が出てきたことと課題が見えたこと」と振り返る。

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 12月10日、出場大学がチームエントリー16人を発表。拓殖大は、主将の石川佳樹選手、青柳拓郎選手、吉原遼太郎選手(以上、4年)に加え、予選で個人1位のジョセフ・ラジニ選手(2年)や、自己ベストを記録した新井遼平選手、桐山剛選手(以上、3年)などの名前が並んだ。

 予選会では後半、失速した選手が多かったため、本戦までの取り組みを見直し、練習メニューを変更した。「前回、箱根を走った主力選手の調子が鍵になる。この一年は、どの大学も同じ状況下であった以上、言い訳はできない。どんな状況でも力を発揮することが、選手には求められる。これは社会に出て壁にぶつかったときも同じだと、選手にいつも話している」と監督。

 監督は「チーム目標は、10位以内でシード権獲得。とにかくスタートラインに立つまで、体調不良者・故障者を出さないようにしたい。前回は1区で出遅れたので、1区から離されず先頭から1分以内で、2区につなぎたい。前回2区を好走したラジニが、昨年と同タイムくらいで走ってくれれば。往路前半で流れに乗って、そのまま復路にたすきをつなぎ、大手町まで戻ってきたい」と話す。

 「コロナ禍の開催に尽力してくれた大会関係者に心から感謝している。今大会、沿道での応援は自粛のため、テレビ中継で応援をお願いできれば。市民の皆さんに元気と勇気を与えられるような走りを見せたい」とも。

 最後の箱根となる石川選手は「今年は『革命』というチームスローガンの下、コロナ禍の大変な状況でも、みんなで力を合わせチーム一丸となって、しっかりと練習に取り組んできた。応援してくださる方々に感謝の気持ちを込めて、最後まで走り抜きたい」と話す。

 駅伝競技は公道を走るスポーツで、箱根駅伝は沿道での応援に支えられ、約100年の歴史を刻んできた。関東学生陸上競技連盟は、出場チームに対して大学関係者や応援団、OBOG、家族などの応援自粛を要請。「安全な大会運営には駅伝ファンや地域の皆さまの理解と協力が必要。今回はテレビなどを通して応援、観戦してほしい」とコメントしている。

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