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修学旅行に代わり「よみうりランド」を貸し切りに 川崎市の小6児童向けに企画

川崎市立小学校在学の6年生を対象に遊園地を貸し切り営業する「よみうりランド」

川崎市立小学校在学の6年生を対象に遊園地を貸し切り営業する「よみうりランド」

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 よみうりランド(稲城市矢野口、川崎市多摩区)が3月9日~11日の3日間、川崎市立小学校在学の6年生を対象に遊園地を貸し切り営業する。

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 同園と川崎市、同市教育委員会が、中止となった6年生の日光修学旅行に代わる小学校生活最後の思い出を作る「かわさき子ども元気プロジェクト」を立ち上げ、コロナ禍で児童らが抱えている「漠然とした不安感」を軽減するため、子どもたちが「元気になる」「楽しみにできる」ことを目的に「卒業よみうりランド思い出ツアー」を企画した。

 児童らには、川崎市のことを学びながら楽しめる読売中高生新聞とのコラボレーションイベント「KAWASAKIクイズラリー in よみうりランド」や日光温泉旅館協同組合お土産ショップ、各種体験ブースなどを用意するほか、同市をイメージしたオリジナル記念品や同市やよみうりランドにゆかりのある著名人からのお祝いメッセージ、ジュエルミネーション点灯などの演出でもてなすという。

 当日は密を避けるため、同市立全114校の6年生1万2282人を3日に分け、1日当たりの入園者を4000人前後に設定し、各日4回に分けて時差入園を行うほか、児童の移動は公共交通機関を使わず、貸し切りバスを利用するなど、さまざまな感染防止対策を講じるという。

 同園広報担当の奥谷祐さんは「コロナ禍で大変な世の中だが、きっと明るい未来が待っている。子どもたちはもちろん、先生方や保護者の皆さまにとって、この日が一生の思い出になるよう川崎市、川崎市教育委員会の皆さまとともに、スタッフ一同でおもてなしをさせていただく」と話す。

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