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調布・布田小PTAが児童にスラックラック寄贈 コロナ禍の運動不足解消に

スラックラックを用いた1年生体育の授業の様子

スラックラックを用いた1年生体育の授業の様子

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 調布市立布田小学校(調布市染地)のPTAが2月16日、GIBBON社製のスラックラックを児童に寄贈した。

スラックラックを体験する樋川宣登志校長

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 スラックラックは幅5センチメートルのベルト状のラインに乗り、バランスを取りながら綱渡りとトランポリンを合わせた特徴を持つスポーツで、新宿区の小学校では全小学校で体育の授業などで活用されている。コロナ過で学校内での活動が制限される中で、児童らの体幹を強化して体力向上を図る目的もある。

 1年生の体育の授業では、スラックラックが4台設置され、安全のために両側にマットを配置。渡り切るためにはどのように体を使えばいいかと児童らが意見を出し合いながら、平均台を併用し体感覚をつかんでいた。同授業では同市立布田小学校の樋川宣登志校長も授業に参加し挑戦した。

 同校PTA会長の山田達也さんは「今年度はPTA活動が限られたものになってしまい、子どもたちが楽しみにしていたイベントもほとんど行うことができなかった。そこで、子どもたちになにか還元できないかと本部内で検討したところ、スラックラインという案が出てきて、学校に提案したところ快諾いただいた。自粛生活が続いて運動不足になりがちな今、子どもたちがバランス感覚を養いながら楽しく運動できたら」と話す。

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