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調布の企業がオリジナル「調布パズル」 学童に寄贈、「コロナに負けず楽しんで」

寄贈された「調布パズル」遊ぶ、染地児童館学童クラブの子どもたち

寄贈された「調布パズル」遊ぶ、染地児童館学童クラブの子どもたち

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 調布のパズル制作会社「シャフト」(国領町4)が3月18日、自社製の「調布パズル」を染地児童館に寄贈した。

手前左から、小里緋花(こさとひな)さん、隅奏(すみかなで)さん、下村咲喜(しもむらさよ)さん。奥左:染地児童館学童クラブ小川さん、右シャフト清水健太郎さん

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 家族や企業の記念日などにプレゼントする、オーダーメードのジグソーパズルの制作・販売を主力とする同社。新型コロナウイルス感染症が社会にさまざまな影響を及ぼしている中、自社でも何かできることはないかと考え、一斉休校になった子どもたちにパズルで遊んでもらえればと寄贈を決めた。

 パズルは、調布の地図が描かれたマップをパズル化したもので、A4サイズほどで、63ピース。ピースを埋めていくことで調布の地名や場所、観光名所などが学べる。パズルと同じ絵の台紙を付け、調布のことを全く知らなくても遊べ、3・4年生であれば5分程度で完成できるという。

 杉森小学校3年生で、染地児童館学童クラブに通う隅奏(すみかなで)さん(小3)は「パズルをやって調布のことが分かってうれしかった」と喜ぶ。完成したパズルを見ながら、友達の小里緋花(こさとひな)さんや下村咲喜(しもむらさよ)さんと、マップに描かれた寺社や施設などを指さしながら、行ったことのあるところを教え合うなどして楽しむ様子も見られた。

 同社社長の清水健太郎さんは「調布市民である私自身もこのパズルを作りながら知らないことがあり勉強になった。子どもたちが楽しんでくれればうれしい」と話す

 同社では市内全40カ所の学童クラブにパズルを寄贈する。

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