調布市内の福祉作業所などで制作された作品を展示する「調布市パラアート展2021」が8月26日から、調布市文化会館たづくり（調布市小島町2）南北ギャラリーで開催される。

調布市内の福祉作業所などで制作された作品を展示する「調布市パラアート展2021」

　調布市では「市内外の多くの方々がさまざまな障がいに対する理解を深め、一人一人が寄り添う心を持ち、手を取り合って暮らせる共生社会を実現したい」という思いを込め、キャッチフレーズ「パラハートちょうふ つなげよう、ひろげよう、共に生きるまち」を定めている。同展は、「パラハートちょうふ」の取り組みの一環として、市内の作業所などで活動するメンバーの作品を展示するアート展となる。開催は今回が4回目。

　会場では、同市内の23カ所の福祉作業所などで制作された「自主制作作品」と、コーディネーターと福祉作業所が協力して作り上げた「ワークショップ作品」を展示する。

　主催する同市生活文化スポーツ部文化生涯学習課の中島さんは「作業所ごとに、また、一人一人全く違う作品となっているので，ぜひ楽しんでいただきたい」と話す。

　開催時間は10時～18時。9月4日まで。