調布市の地域デビュー推進委員会が11月21日、「令和3年度 地域デビュー歓迎会」を調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で開催する。
今年で16年目を迎える同推進委員会は、シニア層や地域活動への参加を希望する市民を対象に、活動参加のきっかけづくりを支援し、市民によるまちづくり活動を推進することを目的として、同市から委託を受けて活動するボランティア組織。現在、20人のシニア市民で構成されている。
当日は特別講演として、東京大学高齢社会総合研究機構客員研究員の菅原育子さんを迎え、「人生100年時代を豊かに楽しく」との題目で、人や社会・地域とのつながりの大切さなどについて講演するほか、委員会の活動報告、パネルトークや参加者との交流トークなどを用意する。
さらに、「戦後の京王線」をテーマに、「なぜ仙川-調布間が甲州街道の北側を走ったのか」や「国領町の不発弾処理までのウラ話」「調布元気会による調布の民話『最後のばかし』」を企画。「調布再発見」と題し、12月6日に「調布と京王線」をテーマにする「学習会」、12月17日には旧京王線沿いの旧跡を徒歩で巡る「徒歩ツアー」を開催する。
11月8日に行われた委員会では、各担当チームやメンバー間で活発な意見交換が行われ、開催に向けて話し合った。メンバーらは「地域デビュー歓迎会をきっかけに委員会の活動を知り、メンバーになった人がほとんどで、自らサークルを立ち上げた人もいる。さまざまなイベントを企画するので、人生100年時代を楽しんでみては」と話す。
1月16日には「『あなたの新しい調布ライフ』~サークルデビューしませんか?」、3月16日に「ボランティアデビューしませんか?(仮称)」なども予定している。
開催時間は13時~16時30分。定員60人(先着順)。申し込み締め切りは12日。参加無料。12月6日・17日は定員20人(両日共参加できる人)。6日=13時30分~16時、17日=13時30分~16時30分。申し込み締め切りは今月19日。参加無料。
※当記事は「調布地域メディア連携プロジェクト」の一環として配信しています。