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調布・仙川に横浜家系ラーメン「武虎家 暁」 家系だけを愛する店主が新たな味で挑戦

家系ラーメン専門店「武虎家 暁」の看板メニュー 暁特製らーめん

家系ラーメン専門店「武虎家 暁」の看板メニュー 暁特製らーめん

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 横浜家系ラーメンの専門店「武虎家 暁(あかつき)」(調布市仙川町1、TEL 03-6909-1338)が11月6日、調布市仙川駅近く、仙川商店街にオープンした。

家系ラーメン専門店「武虎家 暁」オーナーの平林雄樹さん(右)とスタッフの皆さん

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 ラーメンの中で横浜家系ラーメンだけが好きだという平林雄樹さんが専門店で修業し、2012(平成24)年、東急目黒線・西小山駅前で創業した「武虎家」。スタッフが育ち、新店を任せられると判断し横浜市綱島と世田谷区尾山台にも支店を開業。約10年にわたり営業を続けてきた西小山の本店は駅前の再開発に伴い今年10月末で閉店したことをきっかけに、新たな出店地として以前から興味を持っていた仙川の街を選び同店をオープンした。

 看板メニューは、横浜家系ラーメン本家の作り方を守り、店内で大量の豚骨と鶏ガラを強火で炊き続けてスープを取り、しょうゆのタレと合わせ、ほうれん草とチャーシューとのりをトッピングする家系王道のラーメン。新店では基本を守りつつ、豚骨などを炊く時間を短めにしてスープのフレッシュさを高め、しょうゆを強めにし、麺も既存店より太めで短いものを使用。チャーシューも、既存店はロースの煮豚だが、新店ではモモの薫製焼き豚にし、店内でブロック肉を解体して特注のつるし釜でいぶし焼き上げ、既存店とは全く別の「家系ラーメン」を作り上げた。

 店舗面積は約20坪で、「手間暇かけて」仕込みを行う調理場を広く取り、カウンター15席とテープル4席を用意。看板メニューを既存店とは異なる味にすることから、店名に新たな始まりをイメージする「暁」を付け加えた。

 メニューは、シンプルな「らーめん並盛」(730円)、極上チャーシュー・極上のり・味玉をトッピングした「暁特製らーめん並盛」(980円)、「キッズ限定らーめん」(630円)、「食べ放題ライス」(50円)、「チャーシュー丼小盛」(200円)などを用意。今後、「暁特製つけめん」や期間限定ラーメンなども用意する。

 平林さんは「店内で豚骨を炊いてスープから作る家系ラーメン店はそれほど多くないので、フレッシュな味の家系ラーメンを多くの方々に食べていただけたら」と話す。

 営業時間は11時~15時、17時~22時。水曜定休。時間・定休日共に変更の可能性あり。

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