休業していた調布・天神通りの居酒屋「ぎょぎょぎょの魚太郎(ぎょたろう)」(調布市布田1、TEL 042-444-8351)が12月16日、ラーメン店に業態を変えて営業を再開した。
ラーメンより太い麺に仕上げたつけ麺は、大盛りでも料金はそのまま
宮城県産を中心とする産地直送の魚を提供する居酒屋として2019年にオープンした同店。コロナ禍では時間を短縮して営業していたが、酒類の提供ができず、産地直送の新鮮な魚をこれまで同様に仕入れることが困難になったことから、昨年5月から休業していた。
休業中、料理人でもあるオーナーの市場さんが「おいしいラーメンを提供したい」という思いを実現するため、試行錯誤を繰り返しながらラーメン研究に時間を費やした。入居ビルの外観工事が落ち着いた12月、ラーメン店での営業再開に踏み切り、居酒屋としての再開も視野に入れているため、店名は変えず再開した。
同店のラーメンは国産小麦を使った自家製麺に、鶏ガラ、徳島阿波尾鶏、京都産鴨ガラ、国産豚、鴨丸、丸鶏のうま味を凝縮させた透明感のあるチンタンスープで仕上げる。しっとりした食感を味わえるよう低温調理するチャーシューは、鴨肉2枚、豚バラ、鶏胸、鶏ももを用意し、別皿で提供する。
店舗面積は約10坪で、カウンター4席とテープル14席を用意。ラーメンメニューは、4種類のチャーシューがついた「肉皿一枚」(980円)、「肉皿二枚」(1,230円)、「肉皿三枚」(1,450円)、極太メンマ、のり、かいわれ大根のみのシンプルな麺「肉皿なし」(700円)。つけ麺も同額で提供し、大盛りはサービス。味玉(100円)などの追加トッピングも用意する。
豊田店長は「天神通りのラーメン屋として多くの方に知ってもらい、ぜひ遠くからも足を運んでもらいたい。あっさりスープなので、〆の一品にぴったり」と話す。
営業時間は11時~15時30分、16時30分~22時(2月13日まで20時まで。アルコール提供無し)。