「映画のまち調布 シネマフェスティバル2022」が2月11日、調布市内で開幕する。3月6日までの期間中、人気投票で選ばれた日本映画を上映するほか、さまざまなイベントを開催。会場周辺はシネフェスを盛り上げるためのステッカーが掲げられ、来場者を歓迎する準備が整った。
同シネフェスは、シネコン「イオンシネマ シアタス調布」と「調布市文化会館たづくり」を主会場に開かれる。昨年実施した日本映画人気投票で1位になった調布市内でのロケ作品「花束みたいな恋をした」をはじめ、「ヤクザと家族」「東京リベンジャーズ」など7作品を上映。調布市生まれのイラストレーター、宮崎祐治さんの個展「調布映画地図展」や、映画の技術スタッフを表彰する「映画のまち調布賞」で功労賞を受賞したテクニカルコーディネーター、根岸誠さんが手掛けた「男たちの大和/YAMATO」の35ミリフィルムでの上映(根岸さんのトークショーあり)など、多彩なイベントを展開する。
会場近くの調布駅では、同シネフェスを盛り上げようと構内のホームドアや案内板に人気投票作品のロゴステッカー約200枚を貼った「ステッカージャック」を今回初めて実施。地下1階通路には2月26日~3月6日に上映するスタジオジブリ作品「魔女の宅急便」の記念撮影スポットを設けるなど、「映画のまち」にふさわしい仕掛けが随所に見られる。