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府中市郷土の森博物館で「梅まつり」 3日間限定ライトアップも

「郷土の森 梅まつり」で初めて行う「夜間ライトアップ」のイメージ

「郷土の森 梅まつり」で初めて行う「夜間ライトアップ」のイメージ

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 府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)で現在、「郷土の森 梅まつり」が開催されている。25日~27日には初企画の「夜間ライトアップ」が行われる。

梅園や平右衛門広場で見られる一重咲きの「雛曇」

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 同館の梅園には、太宰府天満宮(福岡県太宰府市)から寄贈された紅白梅の「太宰府の梅」や、伊達政宗が朝鮮から持ち帰ったと伝わる臥龍梅(がりゅうばい)の子孫樹「朝鮮梅」など、約60種1100本の梅が栽培されている。現在は早咲きの「雛曇(ひなぐもり)」などが開花している。同園職員によると早咲き種は全体の約1割で、2月中旬に咲き始める中咲き種が約7割、遅咲き種が約2割。梅園全体の見頃は2月中頃からで、最新の開花情報はホームページで確認できる。

 夜間ライトアップは「大階段上の梅園」「旧府中町役場裏の梅園」「平右衛門広場の梅園」に約140個の照明を設置して、復元建物と共に照らす(17時~20時)。「3日間限定無料ナイトプラネタリウム」を同時開催し、当日の星空を生解説する(17時整理券配布、18時と19時から約15分間)。広報の柏さんは「昼とは違う趣の夜の梅園で、ライトに照らされて浮かび上がる梅をご覧いただきたい」と話す。

 日本梅の会会長の大坪孝之さんと梅園を散歩しながら品種や雑学を聞く「梅の木散歩」(17日・24日)や、解説員の案内で古民家を散策する「古民家探検ツアー」(期間中の土曜)も行う。

 ふるさと体験館では梅にちなんだ飾りを作る「梅まつり手作り工房」(20日・3月6日、参加費200円~400円)を開き、園内各所で糸操り人形などの大道芸や針金細工などの職人芸を披露する(期間中の土曜・日曜・祝日)。

 園内茶室「梅欅庵(ばいきょあん)」では呈茶(ていちゃ)を提供し(14日~19日、オリジナル梅まんじゅう付き500円・終了後は通常菓子付き400円)、売店やミュージアムショップでは園内で採れた梅の実を使ったオリジナル梅製品(ジャム・まんじゅう・ドリンクなど)を販売する。

 開館時間は9時~17時(最終入園は16時)、25日~27日のみ9時~20時(最終入園は19時30分)。期間中無休。入館料は一般300円ほか。3月6日まで。新型コロナウイルス感染状況によっては入場制限や内容の変更・中止を行う場合がある。

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