西東京エリア2台目となる生搾りオレンジジュース自動販売機「Feed Me Orange(フィード ミー オレンジ)」が6月10日、調布パルコ(調布市小島町1)7階のレストランフロアに設置された。
自動証明写真機や各種アミューズメントマシンを世界20カ国で展開する英国のフォト・ミー・インターナショナル社の日本法人「日本オート・フォート社」が運営する同自販機。既に欧米や東南アジアでは大きな話題となっている自動販売機だが、コロナ禍を機に無人運営、非接触型サービスが注目されるほか、Z世代を中心に商品購入までのプロセスや購入後のSNS投稿を意識して買い物を楽しむ傾向があることから、老若男女が楽しめるオレンジジュースを切り口に提供したいと、調布パルコが導入を決めた。
自販機内には生のオレンジが貯蔵され、1杯に3~4個分のオレンジを使い、自動でカット、プレス、搾汁してカップに注ぐまで約40秒の工程を見ることができるエンターテインメント性を備える。カップは上部をフィルムで密閉した状態で提供。自販機内は常時5度前後で管理されており、冷たいジュースを楽しめるようにする。サイズは200ミリリットルで、1杯500円。
オレンジは季節によって品種が変わるため、一年を通してさまざまな品種を味わえる。現在はアメリカ産バレンシアを使ったジュースを提供。機体のモニターでその時々に使っている品種も表示する。
調布パルコ広報担当の沼崎愛さんは「フレッシュな搾りたて100%オレンジジュースをぜひ一度、調布パルコでお楽しみいただけたら」と話す。