「鶏白湯麺 樹(とりぱいたんめん いつき)」(調布市染地2、TEL 090-9131-9600)が5月14日、日活調布撮影所近くの桜堤通り沿いにオープンした。
創業16年になる狛江市内の居酒屋「太乃志(たのし)」の2店舗目となる同店。旬の食材を使った日替わり創作料理を提供する「太乃志」で〆に出している名物メニュー「鶏白湯麺」を多くの人に食べてほしいと専門店をオープン。コロナ禍で変化したニーズに対応するため、テイクアウトやデリバリーのほか自動販売機を取り入れ、家で温めて食べられる鶏白湯麺のセットやギョーザ、総菜などの真空パックを冷蔵で24時間購入できるようにした。
鶏白湯麺は、国産の鶏ガラを圧力釜で炊き込み、凝縮された鶏本来のうまみを最大限に引き出し濃厚でまろやかな白湯スープに仕上げる。豚肩ロースを使ったチャーシューはトロトロに柔らかくなるまで圧力釜で煮込み、スープに合わせた麺は「村上朝日製麺所」(新座市)でオリジナルに開発された細麺のストレートを使う。
店舗面積は約9坪で、カウンター席6席とテーブル席4席を用意。感染予防対策として仕切り板を設置し、消毒なども徹底し営業する。
メニューは、看板の「鶏白湯麺」(780円)、「特製鶏白湯麺」(980円)、エビのだしをベースに白湯スープと合わせた「海老(えび)白湯麺」(880円)、「特製海老白湯麺」(1,080円)、厚めの皮でもちもち感を出し、焼きかゆでを選べる「モチモチ肉餃子(ぎょーざ)」(300円)などを用意。今後、季節ごとに限定メニューも提供する。
八坂芳樹店長は「調布と狛江の境界線という立地であまり飲食店が周りにない所だが、たくさんの方に来ていただき、にぎやかになってくれたら。店でも家でも食べていただき、地域に親しまれる店にしたい」と話す。
営業時間は、平日=11時30分~14時・17時~22時、土曜・日曜・祝日=11時30分~22時。月曜定休(祝日の場合は翌日)。