国立大学法人電気通信大学(調布市調布ヶ丘1)の女子中高生の理系進路選択支援プログラム「匠(たくみ)ガール」では現在、夏休みに体験できるさまざまなイベントの参加者を募集している。
実際のラボ(研究室)で先輩匠ガールと理工系体験ができる(過去の様子)
音楽に関する研究現場を知る「音楽を科学する」が7月16日に開催(無料)。対面で行うラボ体験は定員に達したが、オンラインで女性研究者の話を聞く講演会(10時30分~12時)と先輩匠ガールの体験談や質疑応答(15時30分~16時30分)は申し込みを受け付けている。
8月2日の「あつまれ女子中高生!夏休みこそ 匠ガールで ものづくり2022」では、オンライン形式で女性大学院生の先輩匠ガールの話を聞いたり(10時30分~12時)、3Dプリンターを使ってオリジナルオブジェを作ったり(13時~16時)する。定員は先着40人。参加費はワークショップ材料費など1,000円。7月8日から申し込みを受け付ける。
8月30日は「電通大ラボ体験2022」と題し、「バーチャルリアリティー」「ロボット」「バイオマテリアル(医用材料)」から2つのテーマを選び研究室で体験学習する(9時30分~16時)。参加無料。定員は抽選15人。8月8日から申し込みを受け付ける。
同大は7月17日、入学希望者に模擬講義や研究室の公開などを行う「2022年第1回オープンキャンパス」を行う(10時~17時)。「匠ガール」でも同大女性教員と大学生や大学院生が、理工学系進学を考える女子高生と保護者や教員の不安や悩みに答える相談会を開く。
担当者は「匠ガールに参加することで理工学を学ぶ楽しさを知っていただき、将来理系分野で活躍する女性が増えることを期待している」と話す。応募は専用フォームで受け付ける。