見る・遊ぶ

郷土の森博物館で「武蔵府中鉄道模型博」 見る・遊ぶ・学ぶをコンセプトに

実際の風景を模した、大川徹さん製作「武蔵府中の鉄道立体」Nゲージ模型

実際の風景を模した、大川徹さん製作「武蔵府中の鉄道立体」Nゲージ模型

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 府中市にゆかりのある鉄道展示や鉄道に関連した体験ができる「でんしゃであそぼう!武蔵府中鉄道模型博2022」が12月3日から、府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)で開催される。

自由にプラレールを組み立て、電車を走らせて遊ぶことができる

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 同市では現在、JRと私鉄を合わせ3社6線が往来し14駅がある。鉄道開業150年を迎え京王電鉄・西武鉄道・府中プラレーラー連絡会が協力して、「見る・遊ぶ・学ぶ」をコンセプトにしたイベントを開催する。

 本館1階特別展示室では、市内在住の大川徹さんが製作した「武蔵府中の鉄道立体」Nゲージ模型を展示。「細部までこだわった」というジオラマは実際の鉄道風景を再現するほか、HOゲージ模型の展示も行う。鉄道資料コーナーでは、京王電鉄が所有する制服や昔の駅名札などを紹介。鉄道写真コーナーでは、田村智久さん撮影の古い鉄道風景写真や西武鉄道提供の珍しい写真を展示する。期間中の土曜・日曜は、運転士になりきって発車メロディーを鳴らす「発車メロディー体験」ができる。

 大会議室では、プラレールの組み立て(30分ごとの入れ替え制、混雑時は先着順で受け付け)、Nゲージの運転体験(12時~13時を除き、1人10分間)などで遊べる。本館エントランスホールと特別展示室では、府中プラレーラー連絡会が製作した巨大プラレールを展示し、「見る者を飽きさせない迫力を演出した」という。

 12月10日は、講師の指導による「ミニジオラマ工作体験」を開催。対象は小学3年生以上(小学生は保護者同伴)で、電話による事前申込み制(先着10人)。工作キット代2,500円。10日・11日は、本館前芝生広場で「ミニSL乗車体験」を開催(雨天中止)。9時30分~12時、13時~14時30分、15時~16時30分。乗車時間は3分程度。料金は100円。

 同館の柏さんは「2020年に初開催したときは大きな反響があり、今回はさらに多くの方や企業から協力を得ることができた。初企画や拡大展示など内容をバージョンアップしたので、老若男女に楽しんでいただきたい」と呼びかける。

 開催時間は9時30分~16時。会期中の休館日は12月5日・6日。博物館入場料のみ(市内在住の小中学生・市内小中学校の通学者は「学びのパスポート」利用で無料)。期間中、来場者にオリジナル缶バッジを進呈(毎日先着300個)。12月11日まで。

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