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府中で「調布飛行場の戦後回顧録」 軍用機の撮影体験と「百式司偵」尾翼を語る

藤原洋さんが1945年秋に撮影した「一〇〇式司令部偵察機」。第2部で話す尾翼と同一機か(写真提供:武蔵野の森公園サービスセンター)

藤原洋さんが1945年秋に撮影した「一〇〇式司令部偵察機」。第2部で話す尾翼と同一機か(写真提供:武蔵野の森公園サービスセンター)

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 都立武蔵野の森公園(TEL 042-365-8435)の公開学習会「藤原洋さんに聞く 調布飛行場の戦後回顧録」が12月10日、府中朝日フットボールパーク会議室(府中市朝日町3)で開催される。

一〇〇式司令部偵察機の尾翼を観察する藤原洋さん(写真提供:武蔵野の森公園サービスセンター)

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 同園は2000(平成12)年、第二次世界大戦中に陸軍が使用した東京調布飛行場(現・調布飛行場)跡地の一部に開園。園内や周辺には現在も、軍用機を敵の襲撃から守る掩体壕(えんたいごう)などの戦争遺跡が点在する。公園サービスセンターには、公園事業用地内で出土した「旧陸軍一〇〇式輸送機のプロペラ」も展示している。

 講師の藤原さんは1928(昭和3)年生まれ。元運輸省航空事故調査委員会首席調査官で、現在は航空ジャーナリスト協会顧問、航空・鉄道安全推進機構名誉顧問。調布飛行場に通算約17年勤務した経験を持つ。

 第1部「終戦直後の日本機探訪」では、当時17歳だった藤原さんが飛行場に残された多くの軍用機を撮影した体験を語る。第2部「百式司偵の尾翼に想(おも)う」では、長らく府中市白糸台の民家に保管されていた一〇〇式司令部偵察機の尾翼について考察する。

 「調布飛行場の掩体壕を保存する会」代表の長尾敏博さんは「終戦直後の混乱の中で当時高価だったフィルムを使って多くの軍用機を撮影したエピソードを本人から聞けるのは、とても貴重な機会。写真は歴史的資料としての価値が高く、第2部で話す尾翼と同一機と思われるものもある」と話す。

 参加希望者は、同園サービスセンターまで電話かメールで申し込む(11月24日締め切り、抽選で20人)。受講無料。

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