「大衆寿司(すし)居酒屋」をコンセプトにする「鮨(すし) 酒 肴(さかな) 杉玉 仙川」(調布市仙川町1、TEL 03-5384-7400)が10月26日、調布・仙川駅近くの仙川商店街にオープンした。
「鮨 酒 肴 杉玉 仙川」店長の藤田洋平さん(中央)とスタッフ
スシローや京樽をグループに持つ「FOOD & LIFE INNOVATIONS」(千代田区)が、2017(平成29)年から展開する同業態。すしを酒と一緒に楽しんでほしいという思いを込め、新酒ができたことを知らせる「杉玉」を屋号とした。すしに加え一品料理にも力を入れ、「味だけでなく見た目やメニュー名でも楽しんでもらえることを目指した料理を用意する」という。グループの食材調達力を強みに、新メニューや限定メニューの開発にも注力している。
1号店は兵庫県西宮市で、今回開店した仙川店を含め、現在、全国で68店舗を展開。仙川店の店舗面積は約36坪で、カウンター13席とテーブル席66席を用意。店内はグループ標準の「落ち着きのある」和モダンの内装で仕上げた。
メニューは定番のすしのほか、店内で低温調理し柔らかくした「飲めるサーモン」(2貫527円)など、「極み寿司」と名付けた創作すしも取りそろえる。ランチタイムには、丼の上に舟盛りをのせ、見た目にインパクトを持たせた「舟盛り丼」(990円)などを用意。一品料理では、シューマイの上にすしネタをのせた「うなぎシュウマイ2個」(396円)や、ガリやアオサなどすし店ならではの食材を使った「杉玉ポテトサラダ」(527円)なども提供する。
日本酒は、手軽にさまざまなもの楽しんでもらえるよう半合で用意。全国各地の純米酒を中心に14種類ほどを取りそろえ、オリジナルの焼酎などもそろえる。
藤田洋平店長は「おひとりさまや家族での普段使い、会社の集まりなど、さまざまな場面で利用いただけるよう準備している。気軽に来店いただけるような地域に愛される店にできたら」と話す。
営業時間は11時30分~14時30分、17時~23時(土曜・日曜・祝日は16時~)。