紅葉の見頃を迎えた都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)に現在、写真映えするフォトスポットを整えた「すまほすたんど」が設置されている。
約4800種類10万本以上の植物を育てている同園では11月上旬から、ケヤキ・イチョウ・メタセコイア・ラクウショウなどが順次紅葉し黄色や赤色の彩りを見せている。これから見頃を迎える「かえで園」では例年、落葉した赤い葉がじゅうたんのように広がり「樹上も足元も美しい」と来園者から定評がある。
今年は「かえで園」内に灯籠を立て、近くに赤い野だて傘と毛せんを敷いた縁台を置いた「フォトスポット」を整えた。さらに、縁台に腰かけた風景をスマートフォンで自撮りできるよう、竹で作った撮影台「すまほすたんど」を設置。同園広報係の土方さんは「12月初旬にかけて美しい紅葉が見られるので、家族や友人と散策したり記念撮影をしたりして楽しんでいただければ」と話す。
「つばき・さざんか園」では、サザンカの「シキシマ(敷島)」「ヒオトメ(緋乙女)」が開花し華やかな姿を見せている。土方さんは「秋から冬の寒い季節に咲くサザンカ。赤色や白色、桃色などさまざまな花色を見てほしい」と話す。
同園ツイッターで現在、写真コンテスト「みんなで選ぶ!彩り豊かな秋色フォト」を開催している。12月15日まで、同園(有料区域内)・植物多様性センター・水生植物園で撮影した紅葉の写真作品に「#神代秋色フォト」と「タイトル(15文字以内)」を付けて投稿(期間外の撮影・投稿は無効)。審査は今月22日まで、気に入った作品に「いいね」を付けて投票する。「いいね」の数を参考に入選作品10点を選び、12月27日に発表する。詳しくはウェブサイトで確認できる。
開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。