調布市文化・コミュニティ振興財団が12月1日、第5回日本映画人気投票の結果を発表した。
© 2021東野圭吾/集英社・映画「マスカレード・ナイト」製作委員会
投票は2023年1月27日から開催される「映画のまち調布 シネマフェスティバル2023」の一環で企画した。2021年9月~2022年8月に国内の商業映画劇場で有料で初公開された日本映画から、調布市在住・在勤・在学者とシアタス調布来場者が好きな作品を選ぶ形式で行い、1万6142票が集まった。
投票の結果、1位「映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」、2位「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」、3位「マスカレード・ナイト」、4位「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」、5位「シン・ウルトラマン」、6位「劇場版 呪術廻戦0」、7位「護られなかった者たちへ」、8位「総理の夫」、9位「そして、バトンは渡された」、10位「劇場版 きのう何食べた?」の順位になった。
この結果を踏まえ、同フェスでの上映作品と映画制作現場を支える「映画のつくり手」に贈る「第5回映画のまち調布賞」の作品賞と技術部門5賞(撮影・照明・録音・美術・編集)のノミネート作品を決定する。
同フェスでは、1位「映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」、3位「マスカレード・ナイト」、5位「シン・ウルトラマン」など8作品の上映が決定。一部上映には監督や技術スタッフなどのゲストを招いたトークショーも予定する。
さらに期間中、1995(平成7)年公開のスタジオジブリ劇場版長編アニメーション「耳をすませば」(近藤喜文監督・宮崎駿プロデュース)をイオンシネマシアタス調布(調布市小島町2)で上映。同作品は、日本のアニメーションで初の「映画館のサウンド」を再現(実現)する音声技術「ドルビーデジタル」作品で、今回は35ミリフィルムの初号試写に近い状態を再現したDCPを使う。
「映画のまち調布 シネマフェスティバル2023」の開催期間は2023年1月27日~2月19日。