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調布・えの木駐車場、飲食店応援企画さらに延長へ 駅前のにぎわいに尽力

えの木駐車場が飲食店応援キャンペーン延長を発表、同社長を奇抜にキャラクター化した「えの木P社長」の看板やポスターはおなじみに

えの木駐車場が飲食店応援キャンペーン延長を発表、同社長を奇抜にキャラクター化した「えの木P社長」の看板やポスターはおなじみに

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 調布市小島町・旧甲州街道沿いの「えの木駐車場」が、コロナ禍の飲食店を応援しようと2020年6月から続けている「がんばろう調布!えの木駐車場調布駅近隣飲食店応援キャンペーン」が12月末の期限終了を前に、2023年6月30日まで、さらに延長すると発表した。

飲食店応援キャンペーン延長を発表したえの木駐車場旧甲州街道側入り口

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 同企画は、社長の井上一格さんが飲食店の集客に役立ててもらおうと、同駐車場利用客が参加店で駐車券を提示すると、店内飲食で90分、テイクアウトで60分の駐車サービス券を、支払い金額にかかわらず同社が全額負担して進呈するもの。井上さんを奇抜にキャラクター化した「えの木P社長」のキャンペーン看板やポスターも話題となり、今ではおなじみになった。

 「駐車場経営は調布駅前のにぎわいがあってこそ」と話す井上さん。この2年半の間に閉店した参加店や、駅周辺だけでも年末に閉店を発表した飲食店が多いことなどから、「まだできることがある」と感じ、今回の延長に踏み切った。さらに参加店を増やし、多くの店を応援したいと意気込む。

 井上さんはほかにも駅前を盛り上げようと話題づくりに余念がない。今年8月にはデザインマンホール5基を周辺に設置。デザインは同市青年会議所の公募で寄せられた、調布の魅力とFC東京の公式マスコット「東京ドロンパ」を盛り込んだマンホールデザインの中から、最優秀賞以外の「現物化」されなかった優秀作を採用。マンホールを巡った写真を投稿するSNSなどに話題を提供している。

 井上さんは「駐車場がない個人店などに企画に参加してもらうことで、家族連れが行きやすくなったり、大型店で買い物をして帰りに参加店で土産を買ってみようという人が増えたりしている。店から手数料は頂かないので、ぜひ近隣の飲食店には声がけいただければ。利用の皆さんには年末年始もゆっくりと駅前で買い物や食事を楽しんでもらいたい」と話す

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