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調布で「ニュースポーツ」体験イベント ベースボール5やモルックなど

「B5」ともいう「ベースボール5」は、手打ち野球が原点の都市型スポーツ

「B5」ともいう「ベースボール5」は、手打ち野球が原点の都市型スポーツ

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 武蔵野の森総合スポーツプラザ(調布市西町)で2月12日、近年新しく始まったスポーツが体験できるイベント「ニュースポーツ・プラザin むさプラ」が開催される。

スポーツ鬼ごっこ(過去の様子)。コートに置かれた円錐形が「宝の台」

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 ニュースポーツは20世紀後半以降に新しく考案、紹介されたスポーツ群で、「軽スポーツ」「やわらかいスポーツ」「レクリエーションスポーツ」とも呼ばれる。年齢や体力にかかわらず誰でも楽しめるものが多く、レクリエーションの一環として行える運動として近年注目されている。

 数十種類あるニュースポーツの中から今回は、「スポーツ鬼ごっこ」「ウォーキング・フットボール」「モルック」「ベースボール5」の4種類が体験できる。

 スポーツ鬼ごっこは鬼ごっこ協会が考案したスポーツで、鬼ごっこ遊びの要素に戦術や戦略が加わったチーム競技。自陣の宝(トレジャー)を守りながら、決められた時間内に相手の宝を多く獲得(ハント)したチームが勝つ。

 「ウォーキング・フットボール」は、2011年にイングランドで55歳以上の高齢者の健康維持のために始まった、歩いて行うサッカー。接触プレーも禁止なので、運動の苦手な人や障がいのある人も一緒にできる。年齢・性別・経験を問わず、親と子と孫が一緒に楽しめる生涯スポーツ。

 モルックは、木製のピンを使ったフィンランド発祥の投てき競技。2チーム以上で交互にモルック(木製ピン)を投げて、倒したスキットル(木製ピン)に書かれた得点を先に50点ちょうどにする。「さらば青春の光」の森田哲矢さんが2019年、フランス世界大会に日本代表として出場し話題になった。

 ベースボール5は2018年に世界野球ソフトボール連盟によって考案された、野球とソフトボールに次ぐ第三の競技。手を使って行うストリートベースボールが原型で、ゴムボールがあればプレーできる。近年はアーバンスポーツとしての価値も加わり、男女混合の若者スポーツとしても注目が高まっている。

 担当者は「競技ルールを知らなくても、スタッフが分かりやすくレクチャーする。事前応募不要で参加無料なので、家族や友人と気軽に参加してほしい」と呼びかける。

 開催時間は10時~12時(受付開始9時45分)。室内履き持参、更衣室あり。小学3年生以下は保護者同伴。

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