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府中のプラネタリウム、「学習投映」番組を一般にも公開 大人の学び直しにも

臨場感のある宇宙体験によって天文を学ぶ子どもたち(提供:府中市郷土の森博物館)

臨場感のある宇宙体験によって天文を学ぶ子どもたち(提供:府中市郷土の森博物館)

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 府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)プラネタリウムは小中学校の団体向けに行っている「学習投映」を誰でも見られるように 2月23日・26日・3月4日、一般公開する。

さまざまなプラネタリウムの企画(提供:府中市郷土の森博物館)

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 学習投映とは、学習指導要領に沿った内容でドームに太陽や月、星を映しながら天体の動きなどを解説員が教える授業形式の番組。23日は小学4年生が習う「月と星」、26日は小学6年生が習う「太陽と月の形」、3月4日は中学3年生が習う「天体の動きと地球の自転・公転」について投影する。

 同館で学習投映を一般公開するのは、2018(平成30)年にプラネタリウムをリニューアルして以来初めて。「天文の授業は教科書のみだったから、プラネタリウムで動きを理解したい」「まだ学校で習ってないが予習したい」など学習目的の児童や生徒、「子どもがどんなことを勉強しているか知りたい」という保護者、「自分が天文について学び直したい」という大人など、幅広い世代からの観覧希望を想定して企画した。

 同館スタッフの上野さんは「最新式プラネタリウムにより高精細に再現された星空で、学習内容を空間的に分かりやすく伝える」と話す。「かつて教科書で習ったときに分かりにくくて苦手意識を持ったという大人の方も、ドームで天体の動きを体感することにより理解を深めていただけるのでは。今回の学習投映で宇宙や星について面白いと感じて、夜空を見上げるきっかけになれば」とも。

 投映開始は10時15分(約45分間)。観覧料は、大人=600円、中学生以下=300円、4歳未満無料。各種割引は利用できない。博物館入場料が別途必要。チケットは同館ホームページで販売している(当日券は9時から館内で販売)。

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