スポーツ好きの店主が営む居酒屋「SAKE&SPORTS満月」(調布市西つつじヶ丘3、TEL 090-4414-3939)が5月27日、調布市つつじヶ丘駅近くにオープンした。
「SAKE&SPORTS満月」店主の楠本夫妻 サイン入りバスケットボールなども展示
調布駅近くで6年ほど営業していた「ご飯屋居酒屋満月」が移転リニューアルしてオープンした同店。旧店は、調布で生まれ育ち飲食業に携わってきた楠本満寿子さんが、長年の夢を実現し独立して始めた1人で切り盛りするカウンター8席の店。和食中心の手料理を提供し、常連客が「満月釣り部」を作って店以外でも交流するなど、地域に親しまれる店として営業を続けてきた。
夫の楠本和生さんは、高校の体育教師やプロバスケリーグBリーグの複数チームのヘッドコーチなど、長年にわたりスポーツ関連に従事。以前から「引退後は教え子たちが気軽に立ち寄ることができる飲食店をやりたい」と思っていたと言い、和生さんの引退を機に夫婦二人で営業するため、店舗面積の広い同テナントでの再出発を決めた。
店舗面積は約17坪で、28席を用意。「酒とスポーツのチカラで世界平和を願う居酒屋」として、ロゴに平和の象徴である青色と、幸福の象徴である黄色を選んだ。店内にはプロバスケットを中心としたユニホームを数多く展示し、3台設置したモニターでスポーツ番組を放映予定。酒席の楽しさと、常にドラマがあるスポーツで「皆が笑顔になれる場」を目指す。
提供する料理は、旧店で人気のあった料理に洋食やアジア料理など新たなジャンルの料理を追加。「牛すじ煮込み」(770円)、地元野菜を使った「調布野菜のサラダ」(902円)などのほか、一人でも注文しやすい小ポーションのおつまみ(3点=1,100円)や日替わり料理なども用意する。関西出身の和生さんが作るお好み焼きも新たにメニューに加え、定番の「豚玉」(748円)や小麦粉にオートミールを加える「オートミールお好み」(968円)などのアレンジメニューも用意。ランチタイムには定食も用意する。
ドリンクは、全国各地の日本酒を常時12銘柄用意して半合(418円)から提供し、「日本酒セルフBAR」(60分=1,650円)も用意。「生ビール」(中=638円)、焼酎、ウイスキー(以上528円~)なども取りそろえる。
楠本夫妻は「おひとりさま、同僚と、家族連れなど、さまざまな方々に利用していただけたら。スポーツ選手との交流なども楽しんでもらえると思うので、スポーツ好きの方々もぜひ来店してもらえたら」と話す。
営業時間は、11時30分~14時、17時~23時。