アメリカンフットボールチーム「胎内（たいない）DEERS」のファンフェスタ「第17回　ディアーズファンフェスタ＆フラッグフットボールパーティ2023」が6月24日、調布市の鹿島柴崎グラウンド（調布市菊野台3）で開催される。

「胎内DEERSファンフェスタ」かけっこ教室の様子

　同チームは、2013（平成25）年シーズンまで実業団チームとして活動してきた鹿島ディアーズの多くの選手・スタッフを継承し、その後、クラブチームに形態を変更して活動。LIXILディアーズ、ディアーズフットボールクラブとして活動した後、2022年6月より「胎内DEERS」として活動している。新潟県胎内市のチームとなったが、普段の練習は調布市柴崎のグラウンドで行っている。鹿島ディアーズ時代は、東日本社会人選手権で8回優勝、1997（平成9）年と2009（平成21）年には日本一に、2016（平成28）年のパールボウルでは準優勝に輝いた実績を持つ。

　昨年3年ぶりの開催となったファンフェスタは過去最大の2000人を超える来場者で盛況となった。今年もアメフト体験コーナー、DEERSチアリーダーによる「チア教室メーキャップレッスン」、アスレチックパフォーマンスコーチによる「足が速くなる教室」、選手たちと一緒に体を動かす「運動会エリア」のほか、「お祭りコーナー」や選手が教えるDIY工作コーナー、近代五種「レーザーピストル」なども用意する。

　今年は新コーナーとして、フラッグフットボール体験エリア、プロのアメフト選手のテストで行われるものと同じ方法でスピードを競うアメフトコンバインエリアを用意するほか、さまざまな種類のキッチンカーも出店予定。

　ファンフェスタ実行委員の小川悠樹選手は「今年も多くの方々に協力いただきながら開催できることをうれしい。例年通り、誰でも楽しめるアトラクションに加え、今年はフラッグフットボール体験やアメフトコンバインというコーナーを準備。選手と一緒に体を動かしながら、多くの方々にアメフトやディアーズのことを、より好きになってもらえるような時間を過ごせれば。多くのキッチンカーも出店するので、お昼ごはんついででも、休日のイベントの一つとしてでも、遊びに来てほしい」と呼びかける。

　開催時間は11時～15時。雨天の場合は6月25日に延期。