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府中のプラネタリウムで「星座のルーツ」探る講演会 人気の「七夕番組」も

館内に掲げられたポスター 提供:府中市郷土の森博物館

館内に掲げられたポスター 提供:府中市郷土の森博物館

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 府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)で7月17日、「特別講演会『星座のふるさとをたずねて~プラネタリウムで時空の旅』」が開催される。

土佐誠さん(仙台市天文台名誉台長) ©仙台市天文台

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 講師の土佐誠さんは2008(平成20)年4月に仙台市天文台第7代台長に就任、2020年7月から仙台市天文台名誉台長を務めている。毎週土曜に開くトークイベント「トワイライトサロン」では、毎回違う天文テーマを取り上げて幅広い話題を紹介。開催回数は720回を超え、気軽な雰囲気の中で初心者にも分かりやすく話すことから人気を博している。

 今回、世界各地にある星座の起源と推定される痕跡や記録をたどりながら、その変遷について語る。天体シミュレーターとしてのプラネタリウム機能を生かし、「時空を超えた星座のルーツ探しの旅」をする。

 同館での講演会は昨年3月に行う予定だったが、今年再調整して初開催にこぎ着けた。広報を担当する鈴木さんは「土佐さんの話が東京で聞ける貴重な機会なので、星座の歴史を学びたい人や知的好奇心を満たしたい人は早めに観覧券の購入を」と呼びかける。

 同館では7月1日・2日と7日、「特別投映『七夕プラネタリウム』」も開催する。毎年この時期の人気番組で、「七夕」の名称や行事の由来、織り姫星(ベガ)とひこ星(アルタイル)の解説など、子どもにも分かりやすく紹介する。鈴木さんは「親子でこの番組を見たら、ぜひ実際の夜空で織り姫星とひこ星を探してほしい。府中で天の川は見えないが、この2つの星は明るいので、きっと見つかるはず」と話す。

 講演会当日の観覧券は7月3日より、専用サイトで販売する。

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