地産地消の直売ショップ「わくわく広場キテラタウン調布店」（調布市菊野台1、TEL 042-444-8988）が7月21日、調布市柴崎駅近くのショッピングモール「キテラタウン調布」1階にオープンした。

「わくわく広場キテラタウン調布店」のパンコーナー

　地域の生産者と消費者を結ぶ「地域の食のセレクトショップ」を目指し、2001（平成13）年に1号店となる八街店（千葉県八街市）をオープンした「わくわく広場」。地域の生産者の商品をメインに取りそろえることで、地域の生産者にとって新たな販路となり、消費者にとってはなじみのある地域の生産者が作る食品を購入できる店として着実に店舗を拡大し、現在では全国に約160店を展開。同店が都内8店舗目となる。

　店舗面積は約77坪。生産者から直送される野菜や果物、弁当、パン、総菜、スイーツなどのほか、壁面棚には国産原料を中心とした調味料や加工食品など、自社のバイヤーが選んだ1000種以上の商品を取りそろえる。同じジャンルでもさまざまな店の商品を取りそろえ、パンコーナーには約20店のパンを並べる。時間帯や日によっても異なる商品を並べることで、消費者の「見つけるわくわく感」も提供するという。

　同市内からは、アジア料理店「ルハンキッチン」の弁当、「ベーカリープロテア」のパン、「2terres」のソーセージ、「パティスリーレネット」のケーキなど約10店が出品。その他の地域と合わせ、約90店の生産者から商品が直送される。

　同店を経営するタカヨシ（千葉県千葉市）広報担当の矢野幸代さんは「『地元の人が地元の商品を地元の人に売る』ことで、地元が活気づく地域作りに貢献できたら。出品いただける生産者も募集している」と話す。

　営業時間は10時～21時。