冷凍生ギョーザの無人直売所「餃子乃安芸津(ぎょうざのあきつ)西調布店」(調布市上石原2、TEL 042-306-8898)が8月25日、西調布駅近くにオープンした。
「旭力(きょくりき)」(府中市矢崎町4)が手がける同店。代表の日浦大さんが小さいころから慣れ親しんだ祖母の手製ギョーザの味を「たくさんの人に食べてほしい」と商品化。祖母の出身地である「安芸津」を店名に入れ、昨年10月に同社を設立。大東京綜合卸売センター(府中市)内に自社工場を持ち、2022年にオープンした聖蹟桜ヶ丘店(多摩市)を皮切りに、稲田堤店(川崎市)、平和島店(大田区)、日野店(日野市)、小平店(小平市)、町田店(町田市)を展開し、同店は7店舗目となる。
祖母から孫へと受け継がれた同店のギョーザは、国産の野菜や小麦粉を使い製造。店内には大型冷凍庫が並び、3種類の冷凍生ギョーザを販売する。キャベツなどの野菜やニンニクがたっぷり入った「名物 安芸津餃子」(36個=1,000円)、ニンニクを使わず、国産豚肉をベースにした「名代 安芸津肉餃子」(32個=1,000円)、国産の鶏もも肉や皮をペースト状にした餡(あん)をベースに、軟骨入りでコリコリとした食感の「謹製 安芸津二三式肉餃子」(32個=1,000円)を販売。ギョーザのタレ、保冷バック(以上100円)も用意し、レジ袋や保冷剤(2個まで)は無料。購入は現金のみで、木製の料金箱に投入する。
工場長の渡邉涼さんは「受け継がれた懐かしい思い出の味を、子どもから年配の方まで、みんなに愛されるギョーザ屋を目指したい。今後は幅広く店を増やしていけたら」と話す。
営業時間は6時~24時。