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調布「もつ焼き い志い」を3代目が復活へ 直送の希少部位を日替わりで

先代・石井芳彦さんの肖像画とともに、2代目の石井満さんと3代目の石井宏芳さん

先代・石井芳彦さんの肖像画とともに、2代目の石井満さんと3代目の石井宏芳さん

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 高崎食肉センター(群馬県高崎市)直送のホルモンを提供する「もつ焼 三代目い志い」(調布市布田1、TEL 042-444-7477)が10月20日、調布駅近くの「リトルバーンズ」跡にオープンした。

「おまかせ盛り合わせ5本」1,500円~

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 洋食店「クリスマス亭」(上石原1)を経営するエムファクトリー社長の石井満さんが手がける同店。2号店として今年4月、スパゲティの店「LITTLE BUNS(リトルバーンズ)をオープンしたが、独立支援で勤務していた社員が体調不良により退社し、業態変更するため8月に閉店した。同店跡に、先代の石井芳彦さんが1950(昭和25)年に中野区で創業した「もつ焼 い志い」を復活させ、オープン。当時の屋号を引き継いだ3代目の石井宏芳さんが店を任された。

 同店は、高崎食肉センターから毎日直送される新鮮なホルモンを使い、「本日の入荷串」としてその日仕入れた希少部位約10種類を日替わりで提供。看板メニューとなる「洋風もつ煮込み」は、豚1頭で少量しか取れない胃袋の中でも上質な部位「がつ芯(しん)」をふんだんに使い、赤みそベースに仕上げる。

 店舗面積は約15坪で、カウンター4席とテーブル16席を用意。店内は「リトルバーンズ」の内装をそのまま生かした「洋」の空間で、「若い人から女性客まで、気軽にもつ焼きを楽しんでもらいたい」と石井さん。

 メニューは、「れば」「ちれ」「こぶくろ」(以上200円)、「てっぽう」「たん」「こめかみ」(以上250円)、「のどがしら」「のどぶえ」「がつ芯」(以上280円)、「ればネギ」(600円)、「牛ハラミ串」(700円)などの串焼きのほか、看板の「洋風もつ煮込み」(750円)、「ゆでたん(1枚)」(600円)、「洋風ゆでたん(1枚)」(700円)、「本日のもつ新鮮刺身」(700円)、「特選上霜降り馬刺し」(1,500円)、「鮮馬生つくね」(1,300円)などを提供。コース料理(5,000円~)も用意する。

 3代目の石井さんは「新鮮で希少な内臓を取りそろえ、楽しんでいただける空間を目指している。また来たいと思ってもらえる店になってくれたら」と話す。

 営業時間は17時~23時。

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