調布市観光協会が現在、調布市をメイン舞台に、多数のロケが行われた映画「花束みたいな恋をした」の多言語版ロケ地マップを無料で配布している。
映画やドラマなどの撮影支援「フィルムコミッション」の取り組みにより、調布市がメイン舞台となった2021年1月公開の映画「花束みたいな恋をした」は、同市のPRに大きくつながった作品。公開年度となる2020年度には、待望の同作を起爆剤に、映画作品や俳優の版権活用、全国の映画や出演者ファンを巻き込んだ新しい形のツーリズムコンテンツを企画し、公開に合わせて第1弾の日本語版ロケ地マップを作成している。
同作は中国でも人気を集め、日本実写映画興行収入歴代第2位を記録し、海外でも人気を博していることから今回、中国語版(繁体字版・簡体字版)も作成。繁体字版は3000部を発行し、今後、台湾で行われる「2023台北国際旅行博(ITF2023)」や現地旅行会社などでも配布を予定している。
市内のロケ地は、飛田給駅1番ホーム、飛田給駅南口バス停、道生神社、ちょうふ多摩川おさんぽロード(旧:多摩川サイクリングロード)、調布駅前広場、調布駅北口スクランブル交差点、調布PARCO前、パルコブックセンター、ファミリーマート調布小島町店付近横断歩道、御塔坂橋交差点、つつじヶ丘駅北側道路の11カ所。
ロケ地マップの配布場所は、同市役所8階(産業振興課)や2階総合案内、同市観光案内所「ぬくもりステーション」、調布パルコ、イオンシアタス シアタス調布、各公共施設。