「すし居魚家(いざかや) 膳さん」(調布市上石原2、TEL 042-446-8802)が11月4日、京王線西調布駅近くにリニューアルオープンした。
同エリアで約18年営業する居酒屋「酒肴 膳菜屋」の星野秀一さんが2018(平成30)年、すし職人の大森仁さんと同店近くに開いたすし店「すし屋の膳さん」。店舗が建て替えになった今回、地元の客層をより意識し、気軽に落ち着いて酒と食事が楽しめる「すし居酒屋」に業態を変更した。これまで同様、「季節に合わせた食材と、旬を求めて買い付ける」生マグロや海鮮、「蔵元まで買い付けに行くこともある」という地酒などに加え、「すし店の枠にとらわれない」本店の人気メニューや、馬肉、揚げ物などのアラカルトも幅広く提供していく。平日はランチ営業も行う。
店舗面積は客席約10坪。カウンター5席、テーブル席18席。「地元の皆さんが、幅広い用途で酒と季節の料理を楽しんでいただき、〆にはすしを食べて満足して帰っていただける店になれれば」と星野さん。本店は当面、店舗営業を休み、注文の弁当販売は継続する。
メニューは「本日のお薦め」のほか、「刺身」(盛り合わせ1,078円~)や「センマイ刺し」(748円)、「若鶏の唐揚げ」(748円)、手作りコロッケ(638円)、「チーズオムレツ」(715円)など、地元客の好みを考え星野さんが選ぶ。すしは「お好みにぎりずし」(2貫416円~)、「おまかせにぎりずし」は「竹」(1,650円)、「松」(2,750円)、「ちらしずし」は「上」(1,650円)、「特上」(2,750円)で、持ち帰り可能。ランチは「竹にぎり」(1,408円)、「松にぎり」(2,200円)、「上ちらし」(1,408円)、「特上ちらし」(2,200円)を用意し、みそ汁、小鉢、サラダが付く。
ドリンクは日本酒(550円~)を中心にその日「お薦め」の銘柄を提供するほか、生ビール(605円~)、各種焼酎(495円~)、「白州ハイボール」(880円)、「生レモンサワー」、「ウーロンハイ」(550円)など。
店長の大森さんは「店を再開して常連さんが『待ってました』と、また来店してくれてうれしかった。恵まれた環境で、これからも地域密着の店として長く愛されるようにしていきたい」と話す。
営業時間は11時30分~14時、17時~22時(土曜・日曜・祝日は15時~22時)。