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狛江湯で「落語と音楽会」 定休日の銭湯ライブに落語家「セントウモード」で

「狛江湯」代表の西川隆一さんとイベント「落語と音楽会」のポスター

「狛江湯」代表の西川隆一さんとイベント「落語と音楽会」のポスター

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 狛江市最古の銭湯「狛江湯」(狛江市東和泉1、TEL 03-3489-3881)が2月6日、定休日の浴場を使ったイベント「落語と音楽会 如月の宴」を開催する。

「狛江湯」スタッフのみなさん、カフェバーカウンターと一体化した開放的な番台で

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 市内最初の銭湯として創業し、65年以上地域住民に親しまれてきた同湯。昨年4月、3代目の西川隆一さんが「未来に必要とされる銭湯」にしたいとリニューアルオープンした。これまで通り、地域の豊かな天然水を湯水に使った風呂に加え、サウナには熱した石に自動で水をかけ水蒸気を発生させるオートロウリュウを設置。風呂上がりの一杯を楽しめるように、番台脇にはカフェバーを併設した。雑誌の「東京銭湯15選」特集で紹介されるなど、狛江の新スポットとして注目を集めている。

 「日々の習慣としての風呂から、さまざまな体験ができるくつろぎの場所を目指してリニューアルした。地域住民だけでなく市外からの客も増え、多様な人々が集まる街のハブ的な空間になってきた」と西川さん。

 今回のイベントは、定休日を利用した「落語と音楽会」。1回目は、落語家の林家けい木さん、アーティストのBest gigi(ベストジジ)、グッナイ小形さんが出演。浴場を舞台に、落語家と音楽家が銭湯ライブを行う。林家けい木さんは自身のSNSに「こりゃ気合い入れて“セントウ”モードだな」(原文のまま)と投稿した。

 西川さんは「落語は、お年寄りから若者まで集まる銭湯との親和性は高い。落語のような歴史ある文化も新しい音楽やアートも、多様な文化がクロスする場所として、ここからさまざまなカルチャーを発信できれば。今まで銭湯に来なかった人が来たくなるイベントを企画して、つながりを増やし日本の銭湯を残していきたい」と話す。

 18時30分開場、19時開演。料金は、前売り=3,000円、当日=3,500円。ワンドリンク付き。前売り券はPassMarketで販売している。

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