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調布・春休みに電通大でラボ体験 女子中高生の理工系進路支援「匠ガール」

今回もラボ体験できる小池研究室の「様々な聴力検査の原理と活用法」(前回の様子)

今回もラボ体験できる小池研究室の「様々な聴力検査の原理と活用法」(前回の様子)

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 電気通信大学(調布市調布ケ丘1)は女子中高生の理工系進路選択支援プログラムとして3月26日、「匠(たくみ)ガールプロジェクト『春休みは電通大でラボ体験2024』」を開催する。

前回の様子。児玉研究室「モーションセンサーで作るインタラクティヴ・アート」

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 同プロジェクトは同大男女共同参画・ダイバーシティ戦略推進室が中心となり2017(平成29)年から定期的に開催し、延べ600人以上の女子中高生が参加してきた。これまで企業の研究所見学や先輩匠ガールのインタビューを行い、近年は同大研究室で最先端の技術を学ぶラボ体験を重ねている。

 今回のプログラムは、脳波や感覚細胞による他覚的聴力検査について学ぶ「さまざまな聴力検査の原理と活用法」、化学反応で発光させる「技術で作るホタルの光」、世界初の診断技術につながる「未知の発光酵素を生成してみよう」、アクリル樹脂の熱硬化で重合反応を見る「体験 きれいな塊づくり~ジェルネイルの高分子化学~」。

 過去の参加者事後アンケートでは、「科学技術や理科・数学に対する興味・関心が高まった」という声や「自分の将来を具体的に考えることができた」という感想が寄せられたという。担当者は「普段なかなか入ることのできない大学研究室で、先生や先輩たちと一緒に研究の楽しさを体験してほしい」と話す。

 参加無料。定員はプログラムにより異なる(応募多数の場合は抽選)。参加希望者は3月8日正午までに専用フォームで申し込む。

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