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調布・神代植物公園で「さくらまつり」 園の名を冠した品種も

色も形もさまざまな桜を楽しめる「さくら園」。昨年の様子

色も形もさまざまな桜を楽しめる「さくら園」。昨年の様子

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 都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で3月24日、桜の花が最盛期を迎えるのに合わせて「さくらまつり」が始まる。

「神代曙(ジンダイアケボノ)」の原木。昨年の様子

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 「さくら園」を中心にした園内各所では、早咲きの大寒桜(オオカンザクラ)から遅咲きのサトザクラ類まで約60種類750本の桜が順次、開花する。その中には同園で見いだされて「神代」の名を冠した品種もある。神代曙(ジンダイアケボノ)は「はぎ園」西側に原木があり、ソメイヨシノに似た淡紅色で一重の花が咲く。開花時期も近く小ぶりで病気にかかりづらいため、代替種として日本各地で広がり始めている。

 神代曙をはじめ「さくら園」や園内の見どころをボランティアガイドが案内する「さくら園ガイドツアー」を3月23日・24日、30日・31日に行う。参加希望者は各日、10時30分と13時30分に正門近くの情報棟に集合(約60分間、荒天中止)。

 24日は芝生広場で、桜を背景にしてバイオリン(守屋真琴さん)とビオラ(西田早良さん)を奏でる「さくらコンサート」を開く。11時15分と14時15分から「愛のあいさつ」「ホールニューワールド」「春よ来い」などを演奏する予定(約30分間、雨天時は植物会館集会室)。

 「さくらコンサート」に合わせて同日、温かい軽飲食を提供する「桜茶屋(キッチンカー)」が芝生広場で営業する(10時~16時、雨天中止)。

 広報の土方千鶴さんは「桜の最盛期を楽しんでいただきたいので、通常は休園日の月曜である25日も臨時開園する。当園に来てゆっくり春の花を楽しんでほしい」と話す。

 開園時間は9時30分~17時(最終入園は16時)。月曜休園(3月25日は臨時開園)。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住・在学の場合は無料)、小学生以下無料。ガイドツアー参加・コンサート鑑賞は無料。4月7日まで。

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