「映画のまち調布シネマフェスティバル」の一環で開催されたワークショップで制作した動画が注目され、3月18日に再生回数が5万回を突破した。
2月に開催された「『映画のまち調布』みんなのワークショップ」で、映画・映像業界のプロ監修の下、「撮影」「照明」「録音」「美術」「演出」の5チームに分かれて短編映画を制作。高校生や大学生、社会人など応募した18人が参加し、4日間で仕上げた。
タイトルは「オレオレオブザ・デッド」。オレオレ詐欺を仕掛ける組織と被害者である老婦人の物語で、約9分間のホラーテイストとなっている。
監督・脚本・編集は八木順一朗さんが務め、技術は「日本映画撮影監督協会」「日本映画テレビ照明協会」「日本映画・テレビ録音協会」「角川大映スタジオ」「タイタン」「ジャンゴフィルム」が監修。実際にプロが使う最新の機材を使い、台本に沿った本読み、衣装合わせ、小道具やセットの制作、カメラワークや音声、照明など、プラン変更される中、受講生らはハードワークをこなしていった。
クランクアップ後、受講生らは「短いシーンでも長い時間をかけてこだわる撮影についていくのが必死だったが、楽しかった」「現場で教えてもらったことは貴重な経験。今後、何を学んでいけばいいかも教えてもらい、ありがたかった」「現場の皆さんがかっこ良く、自分もこの世界に入ってみたいと思った」などの声が聞かれた。