東京は3月29日にソメイヨシノの開花宣言が出され、調布市内各所でも現在、開花が始まった桜が間もなく見頃を迎える。
3月は寒の戻りが続いたため、東京は統計開始以来1位タイの早さだった昨年より15日遅れての開花となった。調布市内のソメイヨシノも徐々に開花している。
「武蔵野の森総合スポーツプラザ」「味の素スタジアム」のある「スタジアム通り」には約300本の桜並木がある。開花時は普段以上にジョギングやウオーキングを楽しむ人が見られ、桜のトンネルは撮影スポットになっている。
京王線多摩川駅から日活撮影所までの約1キロに140本のソメイヨシノが並ぶ「桜堤通り」や多摩川沿いの土手など、染地・多摩川周辺エリアも花見客や散策する人が見られる。
このほか、深大寺周辺や野川沿い、都立神代植物公園・都立野川公園など、市内には桜の名所が多い。市内の桜は今後1週間ほど見頃が続くと予想され、8日・9日に予定されている市内公立小中学校の入学式に花を添える。