J1リーグ第6節・第7節が国立競技場(新宿区)で行われ、FC東京は4月3日に浦和レッズと、4月7日には鹿島アントラーズと対戦し、連戦を連勝で終え、2試合で10万人を超える観衆が歓喜に沸いた。
4月3日、国立競技場で行われたJ1リーグ第6節・初先発となった安斎颯馬選手など若手が躍動した © FC TOKYO
FC東京は、今季初の同競技場開催となったこの2連戦を「至極のフットボール劇場」と題し、クラブ史上最大発数の特殊効果花火などによる特別演出を実施。選手入場を盛り上げるなど会場は熱気に包まれた。
浦和レッズを迎えた第6節、前節の川崎戦から先発メンバーを大幅に変更し、平均年齢22歳というメンバーで戦ったFC東京。前半24分に先制弾を浴びるも、終始攻撃的だったこの日は若い力が連動、後半50分に荒木遼太郎選手が今期5ゴール目を決め、58分には俵積田晃太選手からのクロスに松木玖生選手がボレーで合わせ、今季初ゴールを決めて逆転。2対1で勝利した。
中3日で迎えた第7節は鹿島アントラーズと対戦。前半を両者無得点で折り返すも、後半55分、仲川輝人選手が先発起用に応え、今季初ゴールで先制。後半、高宇洋選手に代わって入った原川力選手が終了間際のアディショナルタイムに追加点を奪って2対0とし、完封での今季初連勝を飾った。
次節、4月13日の第8節は、味の素スタジアム(調布市西町)で東京ヴェルディと16年ぶりにJ1リーグで対戦する。アウェーとなるFC東京が、かつての指揮官・城福浩監督率いる相手にどんな戦いを展開するのかが注目される。16時キックオフ。