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府中で「けやき音楽祭」 市内各所でジャズの生演奏、19会場で120組

洗足学園音楽大学ジャズブラスガンボによる「パレード」は飛び入り参加できる

洗足学園音楽大学ジャズブラスガンボによる「パレード」は飛び入り参加できる

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 ストリートやカフェ、ホールなど「府中の街」を舞台にライブやパフォーマンスを披露するイベント「市制施行70周年記念 けやき音楽祭2024 JAZZ in FUCHU(ジャズ・イン・フチュウ)」が10月27日、府中市内各所で開催される。

「谷口英治クインテット」に続く「ファイナルセッション」で演奏できるチャンスも

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 同イベントは2004年に市政50周年を記念してけやき並木でストリートジャズを行ったことをきっかけに、「市民が気軽に音楽に触れる機会を作ろう」と2006(平成18)年、府中文化振興財団の主催で始まった。2012(平成24)年からは市民ボランティアから成る実行委員会が主催し、運営スタッフ、プレーヤー、観客、会場提供者、地元商店会など市民が支える音楽祭になった。「緑の街、音楽でつなごう笑顔の輪」をスローガンに、ストリートでジャズの生演奏をしたり、ホールやカフェ会場でさまざまなジャンルのライブを行ったりする。

 今年は府中駅周辺の17会場と東府中駅近くの「府中の森公園」、府中本町駅近くの「御殿地テラス(国司館と家康御殿史跡広場)」でフュージョンやボサノバ、ブルース、ポップスなどのバンド約120組が出演する。全ステージ観覧無料(カフェ会場はドリンク代が必要な場合があり)。府中の森公園と協力会場の「府中けやきテラス(大國魂神社前の屋外ポケットパーク)」では手作り楽器体験会も開く。

 けやき並木でのパレードは14時40分にみずほ銀行府中支店前を出発し、にぎやかなジャズを奏でながら15時15分にフォーリス前へ到着する。イベントのアドバイザーで府中在住ジャズクラリネット奏者・谷口英治さん率いる「谷口英治クインテット」は19時から、バルトホール(ル・シーニュ5階)で上演。イタリア人ジャズギタリストのアレッシーオ・メンコーニさんと共演し音楽祭のフィナーレを盛り上げる。

 実行委員長の市川博さんは「秋の府中のあちらこちから音楽が流れてくる。そんなジャズフェスティバルを気軽に楽しんでほしい」と話す。「現在、オリジナルグッズを販売中で、ぜひグッズを身に付けて来場していただければ」と呼びかける。

 当日は府中駅周辺で交通規制を行う。会場によっては天候などの理由で変更・中止になる場合あり。会場ごとの出演者やスケジュールは、ウェブガイドブックやホームページ、総合案内所(フォーリスけやき広場)で確認できる。

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