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調布で「ジャズアートせんがわ」 即興音楽やトークなどステージ多彩に

17回目を迎える「JAZZ ARTせんがわ2024」(今年1月に開催したときのステージ)

17回目を迎える「JAZZ ARTせんがわ2024」(今年1月に開催したときのステージ)

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 即興音楽やアートパフォーマンスのフェスティバル「JAZZ ART(ジャズアート)せんがわ2024」が11月7日~10日の4日間、調布市せんがわ劇場(調布市仙川町1)で開催される。

ゲーム的即興パフォーマンスを強豪メンバーが奏でる、ジョン・ゾーンの「コブラ」

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 7日は「John Zorn’s Cobra(ジョン・ゾーンズ・コブラ)40周年記念-戦争ではなく音楽を琢磨(たくま)する」と題し、1984年に音楽家のジョン・ゾーンさんが考案したゲーム理論を応用した即興演奏システムをアニバーサリー演奏する。プロンプター(演奏の調整・進行役)はジョン・ゾーンさんと親交の深い巻上公一さんが担当。8日は、3人の演奏者が登場するライブを、メンバーを変えて2ステージ上演。

 9日は趣を変えた演目を3つ。13時から=同劇場初代芸術監督のペーター・ゲスナーさんと自称スタディストの岸野雄一さんと巻上さんによるトーク「いま、祭:フェスティバルを考える」、16時から=しりあがり寿さんと坂本弘道さんによるショー「40年前ボクは仙川に住んでた」、19時から=創作楽器を含むエレクトロアコースティックトリオによる演奏「『思春期』と『叫び』のはざまにノイズあり」。

 10日11時から行う「子どものための音あそび」は、観覧者も一緒に声や音を発して音楽と親しむ公演。12時から仙川駅前公園で繰り広げるミニライブは、誰でも無料で参加できる。同フェス恒例の移動個室「CLUB JAZZ 屏風(びょうぶ)」も登場する予定(雨天時は中止か会場変更の場合あり)。フィナーレを飾るステージ「世界地図を飛び越える快感ポリフォニー」では、日本民謡に東南欧州のバルカン地域やロシアのトゥバ共和国の民謡を加えてバンド演奏する。

 同フェス総合プロデューサーの巻上さんは「国際的に活躍するアーティストや海外ゲストも加わり、新たな表現の広がりを創出する。今、この瞬間しか味わえない唯一無二のひとときを楽しんでいただきたい」と話す。

 チケットは、演目別と通し券を販売している(市民割などあり)。

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