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調布の菜園レストランが野菜ソムリエ認定店に-23区外初の登録

「カムラッド調布店」で提供する約20種類の野菜の中から8種類を選ぶことができる「武蔵野野菜のチョイスサラダ」

「カムラッド調布店」で提供する約20種類の野菜の中から8種類を選ぶことができる「武蔵野野菜のチョイスサラダ」

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 外食事業を展開するBE FREE(杉並区西荻北3)運営のカムラッド調布店(調布市布田1、TEL 042-488-0411)が10月7日、日本野菜ソムリエ協会から野菜ソムリエ認定レストランの登録を受けた。

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 同認定は、同協会が提唱する「旬の野菜リスト」から5種類以上の野菜を常にメニューに使用していることや「旬の野菜」を使用したオリジナルメニューがあることなど5つの基準を満たした店が登録される。全国では現在、約100店舗が登録され、同店は東京都23区外エリアでは初の認定となった。

 店舗面積は約30坪。席数はカウンターとテーブル合わせて60席。同店は2004年12月に他店で共に外食事業、百貨店中食事業を手がけていた会社のスタッフらが集結し、新鮮な野菜を提供する店を目指し立ち上げた。2006年には西荻店、今年9月には吉祥寺店もオープン。総菜・菓子製造業や映画ロケ現場へのケータリングサービスなども展開する。現在、契約農家は12軒で、調布市内のほか小平市、三鷹市など武蔵野近隣から朝採りの野菜を仕入れている。

 野菜のメーンメニューは、黒キャベツや赤サラダほうれん草、スイートマジョラム、バターナッツなど約20種類の野菜から8種類とトマト&ジンジャー、エスニック、ノンオイル黒酢などすべて自家製のドレッシング8種類から選ぶ「武蔵野野菜のチョイスサラダ」(1,000円)や「ハーブ豚ロースと農園野菜の黒酢酢豚」(1,300円)を用意する。

 同社の林卓社長は「食材はすべて現地まで出向き、目で見て確かめたものだけを仕入れている。認定を受けたことで、遠方からのお客さまも増え、野菜ソムリエの交流の場ともなっている。新しい野菜の提案をし、農家の方とともに新しい食材も作っていきたい」と話す。

 来春からは同協会とともに野菜の良さを広めるため、野菜ソムリエや一般を対象とした料理教室の開講も予定している。

 営業時間は11時~24時(金曜・土曜は翌0時30分まで)。

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