調布市中心市街地内の9つの商店会が12月15日から、「ゲゲゲの鬼太郎」キャラクターを活用した「妖怪を探そう!」イベントを開催する。
同イベントは中心市街地の活性化に向け、漫画家・水木しげるさんの作品を活用した商業活性化の一環で、昨年から行われているイベント。今年はNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が放送され、世相を映した言葉を選ぶ「2010ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)で「ゲゲゲの~」が大賞に選ばれるなど、市内は盛り上がりを見せている。
期間中、商店街の街路灯や店頭に飾られた9つの「妖怪フラッグ」のうち2つを探す内容で、1つの商店街だけでは2つのキャラクターを見つけることができない仕組みになっている。応募券は商店街で買い物した際にもらえ、19店舗に設置した応募箱に投函(とうかん)する。抽選会は水木夫妻の銀婚式に当たる1月30日に同市観光案内所「ぬくもりステーション」(調布市布田1)で行い、当選者100人に総額10万円分の「調布市ふれあい商品券」を贈る。
上布田商店会のなかざわ文具店・中澤正勝さんは「現在、商店会では水木作品の『まちなかパネル展』やイルミネーションによるライトアップも行っているので、楽しみながら街を回遊してほしい。多くの方に参加していただき、街がさらに盛り上がればうれしい」と話す。
参加商店会は、調布銀座商栄会協同組合、小島商栄会、天神通り商店会、上布田商栄会、調布百店街、調布中央商店会、不動商店会、布田南商店会、国領商盛会。12月26日まで。